UGG ベイリーボタントリプレット東京都議会は24日の臨時本会議で、徳洲会グループから5000万円を受け取っていた猪瀬直樹知事(67)の辞職に全会一致で同意した。猪瀬氏は同日付で辞職。在職日数は372日で都政史上最短となった。この日猪瀬氏は、退庁時の花束贈呈や音楽演奏などのセレモニーを一切拒否。昨年11月に「マイウェイ」「ロッキーのテーマ」の音楽に乗ってド派手な退庁を果たした石原慎太郎前都知事(81)に比べて、さみしい知事最終日となった。
知事生活のラストとなったこの日。猪瀬氏は玄関を出ると、庁舎を仰ぎ見てから頭を下げた。恒例の音楽演奏や花束贈呈のセレモニーはなし。副知事に「(副知事時代も含めて)6年半、ありがとう」などと話し掛けて握手を交わした。
公用車に乗り込んで都庁を出た猪瀬氏だったが、すぐに赤信号につかまり、目ざとく見つけたテレビカメラに囲まれた。それでも報道陣に対して言葉を発することなく、混雑する東京の道路に消えていった。
知事本局によると、猪瀬氏側から「普段の退庁時と同じ感じにしてほしい」と要望があり「見送りも花束も音楽もいらない」と“イベント拒否”の意向が示されていたという。それでも一般市民や報道陣が殺到することを見こし、同局の職員50人が整列。“見送り”だけは形を整えたが、猪瀬氏へのまばらな拍手がさみしさを加速させた。
昨年11月、前任者の石原慎太郎前東京都知事が退任したときは華やかだった。都庁を去る際、自身の意向で東京消防庁音楽隊がUGG ブーツ ニット「マイウェイ」「ロッキーのテーマ」を演奏。石原氏はロビーで約1000人の職員がつくった花道を通ったあと、花束を贈呈され満面の笑みを見せた。その後ガッチリと握手を交わした相手こそ、当時副知事だった猪瀬氏。あれから1年。明暗がクッキリ分かれた。
また、猪瀬氏は、今回の辞職で退職金は1001万1560円受け取ることも決定。昨年は副知事として約3700万円の退職金を受け取っており、合計すると約4700万円の受け取り。くしくも受領し、問題となった約5000万円とほぼ同額だった。退職金の返却は、公選法の「寄付」とみなされるため、ほぼ不可能だという。