2012年に成人を迎える人は、122万人(推計値)過去最低となっている。ちなみに、2012年中に60歳になる昭和27年生まれの人が179万人で
もっとも多い。これは第一次ベビーブーム後に該当する。またそれと同じく第二次ベビーブーム後の昭和51年生まれの人が179万人で多く、いずれもベビー
ブームと関係が深いことが分かる。残念なことに、第3次ベビーブームが起きる気配はない。
日本の第1子出生時の母親の平均年齢は29.9歳(2010年)である。
また、30~34歳で結婚していない男性は47.3%、女性は34.5%(2010年)であることを考えると、親になること以前に新しい家庭を築くことさえ躊躇している。
さて、2010年の第14回出生動向基本調査によれば、完全出生児数(結婚持続期間15~19年の初婚どうしの夫婦が母集団)は1.96人である。ちなみ
に、結婚持続期間15~19年で子どもがいない夫婦は、6.4%
である。もちろん子どもを持たないことを選択した夫婦ばかりではない。いまや10組に1組は不妊カップルであることを考えると当然の結果なのかもしれな
い。実際、子どもを持たない理由の1つに「欲しいけれどもできないから」というものが19.3%いる。
まあ、理想の子ども数を持たない理由のトップは経済的理由で60.4%であり、やはり子どもを成人させることは容易でないのかもしれない。しかし、「高齢
で産むのは嫌だから」が経済的理由にについで2番目に多い38.0%なので、結婚を先延ばしにした結果、「高齢」になって産めない、産まないという結果に
なっているものも少なくない。
それでも、やはり子どもを授かった夫婦がすこしでも楽しく育児ができれば次の子どもを授かりたいと考える夫婦が増えるのではないかと考えている。ほそぼそとではあるが、活動をしていきたい。