こちらの続きです。









…駅前を歩きながら、

緊急脳内会議が開催されます。



『いけるのか俺? もうヤるしかないか?』


『いや、ちょっと待て!まだ早まるな!』


『…分かった、今一度再考しよう』



私のヘタレさが性欲に勝りました。



私「カフェでゆっくりお話します?」



一旦逃げたのです。







カフェで何を話したのか、

ほとんど覚えていません。



私は目の前にいる54歳(もう勝手に年齢を決めました)との試験本番について、

脳内シミュレーションを幾度も重ねていたから忙しかったのです煽り



この顔と…、ベロベロチューするのか…

『美魔女風ならまだしも、メイク薄めで顔全体シワシワのたれパンダやんけ』



やっぱ最初は手マ○やク○ニで奉仕すべきか…

『なんか毛が濃そう、そして臭そう…』



この身体と自分の全てを密着させるのか…

『脱いだら絶対だらしない体型だよね…』



そして個人的に最も気になったのが、

賢者タイムです。



可愛い彼女ですら、

終わった後はさっさとシャワー行きたいです、

軽くイチャつくこともできますが。



あまり好みでない女の子は、

『目の前から消えたりしないかなー』

『今すぐ一人になりたいなー』

となります。

(言わないだけで、男性は皆そう思ってますよね?)



では、

この目の前にいる自分の母親くらいの熟女は?



驚き



想像ができません。



私のコンピュータの電源が落ちました。







ちなみにですが、

エッチな動画でオ○ニーしていても、

もちろん賢者タイムはあります。



こんなこと人様にお伝えする内容ではないので大変恐縮なのですが、

熟女動画を見ていたとしても、

出す(何を?)タイミングで事前に準備していた若い女優に画面を切り替えるのです。

(この世で最もどうでもいい情報)



なぜかと言うと、

動画ですら熟女による賢者タイムが強すぎて、

深い(そして不快)自己嫌悪に陥るからです。







では動画ではなく、

リアルに目の前の54歳ブサイク熟女と致したら?



賢者タイムどころか、

通り越して鬼タイムになる可能性もあります。



本当の意味で、

目の前から消しちゃう可能性も否定できません(嘘です)。



そもそも、

私の経験値は30代半ばまでです。



40代とすら経験がありません。



それが一気に50代凝視??



英検3級受かったからと言って、

その次に英検1級受けますか?



凝視



そこで私は我に返りました。







脳内シミュレーションを終え、

気が付くと私たちは

熟女「自炊する派?しない派?」

とかいう至極どうでもいい会話をしていました。



ちなみに熟女はしない派でした。

(いや少しはしろよ、何が「夜は酒とツマミで済ませちゃう」だ)



私「そろそろ時間もあれなので…」



帰り際に、

次の約束をする雰囲気になります。



熟女「次は年明けかな、よろしくね!」







帰路につきながら、

私は年明けにあるかもしれない英検1級本番(何気にまだ諦めてない)に向け、

まずは2級くらいから始めようと思いスマホの連絡先を見直しました。



『2級は…っと。おっ!この人だ!』