実家から車で一時間ほど走った所に、温泉やスキー場などがある山があります。

 

夏休み、よく家族で行ってました。

 

そこに我が家御用達の釣り堀があるんです。

 

そこは釣った後にその場で調理もしてくれる所なんですが、ある時、せっかく釣った魚だからエサをあげて、愛情を捧げて大きく育てたいと思ったんです。

 

確かヤマメか何かだったと思います。

 

で、保冷ボックスに水と魚を入れて車で家に戻ったのですが、帰ったら死んでました。

 

 

 

 

『釣った魚にエサをやらない』男って多いですよね。

 

でも実際、その場で調理して食べるのが一番美味しいと思います。

 

小さい頃から、釣り堀で何度も熱々の焼き魚を頬張ってましたから。

 

兄も父も祖父も、そして僕も、

 

「美味しいね、おいしいね」

 

と言って食べてましたよ。

 

さらに食べたくなったら?

 

また釣ればいいんです。

 

だって育てようとしたら死んじゃったんですもの。

 

 

 

 

今日も東京は真夏日で夏真っ盛り。

 

ついついマッチングアプリをやりながら、昔の夏休みを思い出してしまいました。

 

 

 

 

『釣った魚にエサをやらない』の『釣った』って、何でしょう?

 

人それぞれだと思いますが、一般的には

 

『お付き合いできた』

 

とか、

 

『セックスできた』

 

とかなんでしょうか。

 

 

 

 

私の『釣った』って、ちょっと違うんですよね。

 

1回目や2回目のデートで、相手が『あっ、落ちたな』と認識出来たら、急に冷めるんです。

 

飲みに行った後に「飲みすぎちゃった~、帰れないかも~」と甘えてきたり、

 

バーで飲んでいたら「眠くなっちゃった」と肩にもたれ掛かってきたり、

 

なんなら帰ろうとして駅に向かう途中、無言で手が何度も触れ合うくらいくっついてきたりとかも同じです。

 

完全にお持ち帰りコースに入ったと認識すると、冷めるんです。

 

脳の中で

 

『ゲームクリアしました』

 

と表示されます。

 

セックスどころかキスすらしてないのに、もうモチベーション下がって今後会う気も失せます。

 

当然お持ち帰りもせず、駅の改札でバイバイして、そのままフェードアウトです。

 

 

 

 

学生の頃、友達以上恋人未満という、一番楽しいやり取りをしていた女の子がいました。

 

周りも「早く付き合っちゃえよ~」って言ってきたり。

 

恋愛漫画でも、一番盛り上がる状況ですよね。

 

ある日、

 

女「今度の土曜日空いてるかな? ちょっと話があって」

 

ついに来た!と思いました。

 

そして冷めました。

 

私「空いてない」

 

女「じゃあ○曜日の放課後は?」

 

私「空いてない」

 

そして、その女の子を好きと言っていた男友達に言いました。

 

私「今告白すれば上手くいくからやりなよ(弱ってる女性は簡単に落ちるから)」

 

結果、その女の子と男友達はお付き合いしました。

 

 

 

 

今やっている婚活アプリも、バッサリ切る人と続ける人と分けてます。

 

1回目の面会で、『自分にめちゃくちゃ気があるな』と思えた女性はフェードアウト。

 

逆に、ヒラリと身をかわす振る舞いを見せた女性は、『よし、がんばるぞ!』という感じです。

 

 

 

 

…書いてしばらく経ってから思ったんですけど、これってキャバ嬢が客を依存させる手法ですよね?

 

キャバクラとか行ったことなくて良かった~!

 

 

 

 

他の男性って、どうなんだろう!?