私が幸せにしてあげる

すっごく不安げに話す、あなたの声は…
どこか寂しげで、フラれるのを覚悟している様子だった。
何回も『ちさとには寂しい思いさせちゃうけど、ごめんな』と謝る彼
私はそんな彼を守ってあげたい、
支えていきたいと思った。
どんなに忙しくたって、たいチャンの事待ってる。
これは我慢とは違う。
準備期間だって思えばいい！
つらいのはあなたも一緒だって
わかってるから、大丈夫だよ。
たいチャンと一緒なら乗り越えられる。
半年でも、１年でも待てるよ。
だって私は、たいチャンの彼女だから。

付き合う前に仕事の忙しさは尋常じゃないって知ってた。
それを覚悟の上で受け入れたの。
中途半端な思いで付き合ったわけじゃないのよ？
私を他の軽い女たちと一緒にしないで？

今も、この先の未来も、たいチャンのそばにいるのは、私でありたい。
だから、たいチャン…心配なんてしなくていいんだよ。
私がたいチャンを幸せにしてあげるから☆