画像が荒いけど、ごめんねー

見たまま、トーストです^^

数字が二桁になったら、トーストが2枚並びます。



コチラが投票会場。-001

コチラが投票会場。-001


残り時間5秒~ なんとかボタンを押してくれたじいちゃん。それから・・・。


A氏の祖父がボタンを押すと「たまてばこ」の蓋が開き、白い煙がリビングに充満した。


「何がくる!?こい!5億円!こい!サトミちゃん2号!」


煙が引いていくA氏の部屋にはプルプルと震えている祖父の姿があった。

完全に煙が引くと、A氏は窓を開き部屋に入った。

なぜ、祖父がプルプル震えていたのかも確認して・・・

A氏の祖父が見つめていたのは3年前に死んだA氏の祖母だった。


「ばぁちゃん・・・。」


祖母の葬式でも気丈に振舞っていた祖父が涙を流していた。


「ばぁさん・・今度はワシを置いていかないでおくれよ。」


「はぃ。おじいさん。」


A氏も涙を流した。

その涙の理由はA氏にしかわからない。

5億円を逃した悔し涙かもしれない。理想の異性に会えなかった悔し涙かもしれない。

長い年月をかけて育んできた愛を目の当りにして、

「お金よりも大事なものがある」と悟った涙かもしれない。

A氏はちょっぴり流れた涙を拭って言った。


「ばぁちゃん・・・その水着姿は反則だぜ。」


A氏はプールへ行く準備をし、夏空の下、自転車を全力でこぎ、最寄の駅へ向かった。



  ~END





・部屋に使えそうな物がないか見渡すA氏。


「何もない!」





・使えそうなものが無かったので、部屋から出ようとするA氏。


「鍵が開いてるのになんで窓も開かないんだよ!」


「扉は内側からは開かないようになってますっ!」

アナウンスの声は若干嬉しそうに弾んでいた。




・「テニスボールを投げてクローゼットに入り扉を閉め煙を避けよう」作戦を実行するA氏。


開きっぱなしのクローゼットの扉とテニスボールを見て、

テニスボールを部屋の壁にぶつけボタンに当てることを思いついたA氏。

テニスボールを投げ、素早くクローゼットに潜り込み扉を閉める。

34度、試みてみたがテニスボールはボタンに当たらなかった。みたいだ。


「当たる気がしねぇ!それよりクローゼットの扉を開く瞬間が怖いっ!」






・残り時間10分~





・完全防備作戦


「よし!完璧っ!」

サングラスにマスク、冬用のパーカーを着てフードをかぶり、

その上に雨合羽を着てボタンを押そうとするが・・・

「だめだぁぁああ!押せない!てか、これじゃ防げる気しねぇ!」





・完全防備作戦中に母親が洗濯物を持って部屋に入ってくる。


「あんた何!?その格好!?暑いのになんて格好してるの!?

 もしかして・・・銀行強盗でもやるき!?」


「強盗なんかしねぇよ!いきなり入ってくるんじゃねぇよ!」


「人様に迷惑かけるようなことだけはダメよ・・・。ホントに・・・。その箱も怪しいわね・・・。」


「だから違うって!早く出て行けよっ!」


母親は冷ややかな目でA氏を見つめながら扉を閉めた。





・外に出るチャンスを逃したことに気付いて嘆くA氏。


「あっ!お母さん!開けてっ!聞こえてるっ!?ねぇお母さん~!お母様~~!」

A氏は必死で部屋の扉を叩きながら叫んだが母親は戻ってこなかった。

「一生、人様に迷惑をかけないと誓いますので・・・開けてください・・・

 迷惑をかける・・・かける?・・・あっ!」

A氏の視線の先には充電中の携帯電話があった。





・携帯電話で母親を呼び出そうとするA氏。


「プップープープープー・・・」

「プップープープープー・・・・・・」

「話し中かよっ!」




・隣の部屋に居るはずの姉の携帯にかけるA氏。


「プルルルループルルルループル・・・・・・・・・・・・」

「姉貴・・・使えねぇ・・・。」




・残り時間8分~


「市原!あいつだっ!」


「もしもしっ!市原!?今から家に8分以内に来てくれ!いやっ!5分以内に頼むよ!

 ・・・バイクでなら3分で来れるだろっ!・・・いや、一生のお願いだからさ!マジで頼むって!

 あっ!来てくれたら1億円やるよっ!うまくいけば1億円あげるからっ!

 ・・・えっ?一億円よりCD返せって?CDなんて100枚でも1000枚でも買ってあげるからっ!

 ・・・マジで40%なんだって!・・・もう、いいよっ!」



「プップープープープー・・・・・・」

「母さんは、まだ話し中かよっ!クッソ~~~~~~っ!」

A氏は携帯電話をベットに投げつけた。




・隣の畑で草むしりをしてる祖父に身振り手振りで気付いてもらおうと奮闘するA氏。





・電話の子機を持って部屋に入って、

 窓に向かって飛び跳ねながら大声で叫んでる息子を見て心配する母親。





・部屋の扉が開いて大喜びするA氏。





・電話の相手がサトミちゃんだと知って驚くA氏。


「あっ。アキヒデ、電話よ。誰だと思う?母さんちょっと長話しちゃったわ。」


「ん?電話?今はそれどこじゃないよ!」


「サトミちゃんよ。」


「えっ!?サトミちゃん?」






・サトミちゃんとプールに行く約束をするA氏。


「もしもし・・・。うん・・・えっ!サトミちゃんも気付いてたの!?うんうん。・・・

 プール?・・行くっ!絶対いくっ!

 あっ!でも、今はそれどこじゃないんだよ!

いや「それどこじゃない」ってのはプールのことじゃなくて、

 とにかく今は忙しいんだ!・・・うん・・絶対に行くから!あっ・・・40%の確率で行く!

 ・・・いや、おじいちゃんになったとしても、サトミちゃんが2人になったとしても行くからっ!

 ・・・12時に○○駅前ね!」


「母さん!長い棒ってある!?」


「長い棒?・・・何に使うの?・・・おじいちゃんに聞いてみなさい。倉庫にあるかもよ・・・。」


「ありがとう!愛してるよ!母さんっ!」

A氏は勢いよく階段を駆け下りた。


「・・・あの子・・・薬でもやってるんじゃないかしら・・。心配だわ・・。」





・おじいちゃんとA氏。


「ああーそれなら使ってない物干し竿が倉庫にあったと思うが。」


「ありがとう!じいちゃん!」

A氏は物干し竿を倉庫から取り出し部屋へ向かった。





・部屋の扉を開けたまま、部屋の外から物干し竿でボタンを押そうとするA氏。


「あれ?押せない・・・」

汗だくになりながら何度もボタンを押すが・・・


「部屋の扉を開いたままではボタンは押せないことになってますっ!」


「早く言ってくれよ!」

A氏は物干し竿を放り投げた。





・観念して、部屋に入って扉を閉めるA氏。


・「じいちゃんにボタンを押してもらおう!」作戦を思いついたA氏。


・扉を閉めたことを後悔するA氏。


・残り時間5分~


・畑の草むしりをしてる祖父になんとか気付いてもらったが、

 「部屋に来て」が伝わらないで悪戦苦闘するA氏。


・「へ」「や」「に」「き」「て」っとスケッチブックに書き込み、意思を伝えるA氏。


・残り時間2分~


・部屋に来たおじいちゃんにこのボタンを押すように頼むA氏。


「最近耳が遠いのかの~全く聞こえんかったわい。」


「あっ!じいちゃん部屋の扉は閉めないでっ!」


「最近耳が遠いのかの~全く聞こえんかったわい。」


「うんうん!今はそれどこじゃないから!お願いだから。じいちゃん俺が言うとおりに動いてね!」


・「合図をしたらボタンを押して」っと説明するA氏。


「アキヒデが「オーケイ」って言ったら押せばいいんじゃな。」


・部屋の扉を閉め、姉の部屋から屋根をつたって自分の部屋の窓の前に行くA氏。


・残り時間30秒~


・「OK!」と言っても合図が伝わらない!必死なA氏とのん気なじいちゃん。

「あっ!この窓は鍵がかかってないんだった・・・」

A氏は窓を開き祖父に「OK!」っと伝え、素早く窓を閉めた。


「残り時間5秒~」