昔、息子が3歳位の時、寝静まったのを良いことに、主人とふたりで散歩に行きました。
団地から下界へ出るのに赤になったままの歩行者信号が立ちはだかっています。昼もあまり交通量は多くなく、まして夜の11時となれば、車の陰すらありません。反対側に60歳くらいのおじさん(おじいさん?)が押しボタンを押して青になるのを待っていました。当然私達は信号無視、車も来ないのに待っていられません。 ところが、道路を渡るやいなや、そのおじさんに怒鳴られたのです「信号も守れないのか!!」ですって「信号がなきゃ道路も渡れないのか!」とは主人、お~怖い(男の人って怖いね)
でも、待てよ、信号機ってなんであるのかな? 信号を守るため? いやいや道路を安全に渡るためでしょう。車も来ないのに信号機が青になるのを待つ必要があるのかな? 「手をあげて横断歩道をわたろうよ」
確かにそうかも知れません、でも手をあげれば良いってものじゃない、信号が青なら絶対安全とは限らない、私は息子に道路を渡るときは車が来ないのを良く確かめて渡る、信号が青でも車が止まってから渡る、を徹底して教えました、信号を守れとは教えませんでした。イギリスでは信号を守る人(歩行者)は皆無です。おまわりさんでさえ信号無視です。信号は車がいっぱいで渡れない時、利用する考えのようです。みんなとても注意深く、道路の飛び出しなんてまったくありませんから、歩行者と車の接触事故なんてほとんどありません、運転も楽ですよ。 去年、日本に帰国したときたったの1週間運転しただけなのに、子供は飛び出す、おばあさんは飛び出す。原チャリは飛び出すで、何度も怖い思いさせられました。かわいいお子さんに信号機を守ることばかりうるさく言っていませんか?なぜ、信号を守るのかきちんと教えてあげてくださいね、また明日