うちの可愛いちゃんは小さい頃とても臆病で滑り台に登る事が出来ませんでした。ブランコもひとりで乗る事が出来ません。ジャングルジムもダメ、本人は頑張ろうと懸命に勇気を振絞り挑戦するのですが、滑り台も2~3段のステップを上がるだけでやはり降りてしまいます。そうしてしまったのは私の失敗の一つだったと思っています。どうすればこんな臆病な子に出来るのかお話しなければなりませんね、 私は男の子は少しくらい無鉄砲なくらいの方がいいと考えてヨチヨチ歩きの頃から少々危ない事も平気で見ているだけだったのです。少々の怪我ならいい勉強だくらいの気持ちでした。 息子がやっとおすわりが出来るようになった頃に、義母は息子の周りを座布団で囲い絶対倒れないようにしてしまうのです。私は座布団をまわりに置いて倒れても大丈夫なようにするべきだと考えていました。それ自体は間違っていたとは今でも思っていませんが、すべてにおいてそうしてきたためによく転び、台からころげ落ち、擦り傷や打ち身だらけ、痛さ怖さをいやと言うほど味わってしまったようです。おかげですっかり臆病になって決して無茶をすることがないので、親として安心とは言うものの、児童公園で黄色い声を上げながら楽しそうに滑り台やブランコで遊ぶ同じくらいの子供達を見るにつけ可哀想な事してしまったなと言う後悔の念はぬぐえません。友人は私と正反対で子供に危ない事は絶対させませんでした。でも、本当の痛さ怖さを知らない友人の子は無鉄砲で、いつも友人はハラハラし通しで目を離す事も出来ないと嘆いていました。体が大きくなり力が強くなってくると加減を知らないので、怪我も大きくなります。私も友人もどちらも失敗? どうすれば良いのかわかりませんが、(無責任?)こんな例もあると記憶の隅に置いていただければ、私の失敗も生きるかなと思います。でも、あんなに臆病な子でも大丈夫、大人になったら克服出来るものです。 ホッ!

また明日


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