産休に入って時間があるから

久しぶりにちゃんと小説読みたい気分になり

先週本屋さんへ。

日経で気になってた

「小説伊勢物語 業平」

在原業平の恋物語。

大学受験前、私は数学と古典だけ塾に通って、

それ以外は基本参考書で乗り切った。

数学と古典だけ受けていたのは、

通っていた塾の先生が良かったから。

楽しかったんですよね。

「あはれ」は辞書で引くといっぱい意味が載ってるけど、

とにかく「ああ」って感嘆なんだよと言われた事覚えてる。

それからダジャレだったり、

ちょっといやらしかったり、

進学塾だから当然受験のための勉強なのだけれど、

暗号解読して、普通に楽しい小説読んじゃおうみたいな授業だった気がする。

ほとんど忘れたけど、

古典が楽しかったから、

業平の物語も、読んでみたいって思った。

日経に連載されてた時は、

毎日は読んでなかったし忘れるし、

あんまり印象にも残ってなかったのだけれど、

本で読むと、なかなか。



業平はプレイボーイ。

それは確かにそうなんだけど、

出てくる女性たちの方が、

業平を使ってオンナ磨きをしているような、

そんな気がした。

恋が成就した後運命が別れ、

女性たちは業平を良い思い出にしている一方で、

業平は執着しているような。


女性たちのその後は、

政に左右される政略結婚だったりするから

決して自由とは言えないんだけれど、

なんか強さとか、

したたかさとか、

すごく感じた。


今は恋愛結婚が普通だし、

不倫も非難される時代だけど、

女性はこの時より強くなれてるんだろうか。

そんなことを感じる、

久々の読書でした。