Re:boot☆心は何度でも再起動できます~もう一度より良い自分に戻るために☆

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メンタルカウンセリング&コーチングのReboot代表のまっちゃんこと松浦です。依存症や不倫・浮気などの夫婦関係の悩み、ダイエット指導等行っています。普段から感じていることや、新しく知ったこと、悩んでる人への気付きのメッセージ等を書いていくブログです。

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こんにちは。

まっちゃんです。

 

いつも「いいね!」や「読者登録」してくださってる方ありがとうございます。

 

久々の更新になります。

 

今日はこれまた久々に本業の依存症についての話。

 

依存症に陥ってると本人から相談を受けるよりもその周り。

例えば配偶者だとか親だとか、友人だとか。

そう、本人からではなく関係者から相談を受けることが多いんです。

 

それはなぜか?

 

一旦、依存症(依存嗜癖)が始まると、本人の頭の中、お花畑なんです。

前にも書きましたが、脳の中の前頭前野という部分、

これは、人間を人間足らしめている部分、社会関係性や、衝動の抑制や、作業の手順の構築であったり・・・およそ他の動物には真似のできない事柄を制御している部分になります。

 

この部分には、ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が多く存在しています。

 

このドーパミン、ストレスを受けると一時期は急激に増大するのですが、ストレス状態が長く続くと今度は急激に減少してしまいます。

 

仕事で忙しがってる人を思い浮かべてください。

 

仕事量が急激に増え、ストレスが増えた人は、なんとか仕事を完了させようと初めは猛烈に働きますよね?でも、そのうち、だんだんとミスが多くなり、初めのはつらつさはどこへやら・・・「しんどーい」「疲れたー」を連発、そのうち「やる気」そのものがなくなってきて仕事に取り掛かるのが億劫になってくる・・・・

 

こんな人、たくさんいますよね。

 

これを上手く休んだりしてストレスを発散できる人が健康なんですが、うつや依存症になってしまう人はやる気がなくなっている、あるいは、仕事がはかどらないのを自分のせいにしがちなんですね。

疲れたと感じる時点で、ドーパミンがなかなか出づらくなっているわけです。

そこをさらに自分で自分を責め始めるとどうなるか?

とにかく、身体を動かすための、やる気を出すための神経伝達物質を増やすための努力を始めてしまうんです。

今までドーパミンが出た環境ってどんなだっけ?と思い出す作業をしてしまいます。

過去、疲れた自分へのご褒美だと言わんばかりに、たばこを吸って、ニコチンが吸収されたときに「ふぅ~、生き返った~」(これもニコチンに騙されている勘違いではあるんですが)なんて強く感じた経験のある人はタバコの本数がどんどん増えていきますし、酒を飲んで「あぁぁぁ~、酔っぱらっちまったぁぁぁ~」(志村けんの物まねで読んでみてください(笑))とふわふわとした気持ち良さを感じた人は酒の量がどんどん増えていくし、息抜きに風俗なんて行って特殊なプレイで快感を味わえば風俗に足を運んでしまうでしょうし、パチンコでたまたま勝ったときの優越感やお金が増えたときの財布のずっしりとした感覚を思い出すとパチンコ屋にばかり足を運んでしまうようになります。

 

それが、疲れた自分へのご褒美だと思い込みながらね。

 

これをやり出すと、どうなるかわかります?

 

社会的動物である人間の特徴、前頭前野優位の状態から、欲に関係する大脳辺縁系と呼ばれる部分が優位に働くようになってきます。

 

食欲や性欲、睡眠欲など欲に溺れやすい状態。欲を呼び起こすことでドーパミンを無理矢理絞り出す・・・・そんな状態に変わっていくんですね。

帰属欲求もある民俗学者の見解で基本欲として大脳辺縁系で制御されているのでは?という意見もあります。不倫とかって性欲と帰属欲求が合わさっているのかもしれませんね。

 

どうでしょう?

イメージ的に人間らしさから遠ざかっていってませんか?

 

 

元々、普通の生活の中でドーパミンが出なくなってきてるんですから、それにばかり頼るようになってくる。それでも、本人にしてみれば自分を奮い立たすための、大袈裟に言えば身体を動かすための、生きていくための正しい手段だと思い込んでいるわけですから悪いと思えないんです。

 

欲は勝手に強くなっていく、自分のおかれている状況は理解できない脳の状態になっていく・・・まさに悪循環です。

 

つまり、冒頭で僕が言った言葉・・・

 

「依存症は否認の病」っていうのはこういう脳の状態から引き起こされるってことなんですね。

 

本人は生きていくためにそれに依存してるんですもん。

悪びれないわけです。

社会的行動や社会的立ち位置を理解するための前頭前野が麻痺してるんですもん。

何言っても聞きゃぁしないです。

 

じゃぁ、どうすればいいか?

 

依存対象物から離すこと。

 

まずはこれを考えてみてください。

 

ギャンブルやタバコ、風俗いけないようにしちゃいましょう。

あ、金ですね。買えなく、行けなくしちゃうのが手っ取り早い。

依存しているのがギャンブルやタバコや酒なら小遣い取り上げましょう。

 

ただ、気を付けてください。

 

この状態にある人間って総じて「攻撃的」になっていますので。

だって、誰でも生きるための手段取り上げられそうになると反抗しますよね。

それこそ、そんなに怒らなくてもいいじゃない?というぐらい、必死で認めないし、手放そうとしません。ですので、例えば配偶者が依存状態にあるのであれば、両親や義両親に先に根回しして同席してもらってる席で言うとか、専門の(まぁ、僕みたいなカウンセラーやトレーナー)人を横に置いて言うとか工夫してみましょう。

 

そうして、依存症という病気である認識を持ってもらう。

 

まずはそれがファーストステップ。

 

その認識ができて、治療を始めるならば少しづつ小遣いを戻していくからという約束をしてもいいかもしれません。

 

なぜ、お金を取り上げるかというと、

 

○○依存症(依存嗜癖)って色々ありますけど、並べて見てみると、金のかからない依存ってないんですよね。薬物買うのにも金がいります。アルコールもそう、ギャンブルもそう、痴漢や盗撮なんかは犯罪ですから見つかってしまい罪に問われれば、罰金がありますし、収監されることになれば働けないわけですからマイナスです。

 

依存症かどうかの分岐点で、

 

「金遣いが荒くなったかどうか」

「説明できない金の動きがあるかどうか」

 

という点があることもお知らせしておきます。

 

いずれにせよ、依存症(依存嗜癖)は病気です。

 

ただ、精神科や心療内科で出されるような薬で治せる病気ではありません。

(他の精神疾患を併発していれば別ですが)

生活習慣と思考サイクル、人間関係この3つを自分の中で整理しなおさないと治らない病気です。専門のカウンセラーにかかりながらゆっくりと治すことがおすすめです。

 

自分には

「タバコも必要ない」

「ギャンブルも必要ない」

「お酒も必要ない」

「覚せい剤も必要ない」

「風俗や不特定多数とのSEXも必要ない」

「不倫も必要ない」

「スマホもゲームも必要ない」

「親の助けや口出しも必要ない」

でも、

「お金は必要」

「家族は必要」

「帰る家は必要」

「自分を認めてくれていた仲間は必要」

「正しい食事と栄養は必要」

 

しっかりと区分けして考え、大切な場所にいられるよう思考を鍛えなおしましょう。

 

また、うつなどを併発、あるいは先行してうつ症状になってしまった方はドーパミンが出づらくなっていることも考えられますが、ドーパミンを分泌しやすくする食材などもありますので、食事等に取り入れると効果あると思います。

 

知りたい方はメッセージ受け付けていますので遠慮なくどうぞ。

 

以上、まっちゃんでした。