ビリー・ジョエルの「Honesty」  最初に聞いたのは中学生の頃。


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Honesty is such a lonely word Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard and mostly what I need from you


「誠実な愛」って、言葉が独り歩きするだけのものなんだよ
僕が会った誰一人として 持ってなんかいないものさ
それは見つかるはずのない・・・
でもそれが君から僕に与えて欲しいものなんだよ


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大人になった今、「誠実」は他者に求めるものではないのだと思うようになった。

自分の存在意味に絶望感すら抱いていた10代。

それを封印して、長らく生きてきた。


過去の想いを知るのは自分だけ。

自分さえ沈黙すれば、そんな過去の想いは抹殺できる。

あとは時間が解決するだろう。

そして、私は普通に生きてきた。

今では、立派にお一人様ライフを過ごしている。


過去との距離を充分に保ちながら、それがたとえ親族であろうとも、

その距離は縮めずに。。

「自分らしく生きる」と心の刻み込みながら、好きな自分にだけ焦点をあてて

生きてきた。


思い出したくないこと。見たくないこと。関わりあいたくないこと。。

とことん避けてきた。


私は、愛されて育てられた。そう信じて信じて信じてきた。

思い出さなければ、それは真実になった。


母親孝行の娘。。。それが私。。

たぶん、これからもそう言われ続けるだろう。