ビリー・ジョエルの「Honesty」 最初に聞いたのは中学生の頃。
************************************
Honesty is such a lonely word Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard and mostly what I need from you
「誠実な愛」って、言葉が独り歩きするだけのものなんだよ
僕が会った誰一人として 持ってなんかいないものさ
それは見つかるはずのない・・・
でもそれが君から僕に与えて欲しいものなんだよ
************************************
大人になった今、「誠実」は他者に求めるものではないのだと思うようになった。
自分の存在意味に絶望感すら抱いていた10代。
それを封印して、長らく生きてきた。
過去の想いを知るのは自分だけ。
自分さえ沈黙すれば、そんな過去の想いは抹殺できる。
あとは時間が解決するだろう。
そして、私は普通に生きてきた。
今では、立派にお一人様ライフを過ごしている。
過去との距離を充分に保ちながら、それがたとえ親族であろうとも、
その距離は縮めずに。。
「自分らしく生きる」と心の刻み込みながら、好きな自分にだけ焦点をあてて
生きてきた。
思い出したくないこと。見たくないこと。関わりあいたくないこと。。
とことん避けてきた。
私は、愛されて育てられた。そう信じて信じて信じてきた。
思い出さなければ、それは真実になった。
母親孝行の娘。。。それが私。。
たぶん、これからもそう言われ続けるだろう。