トビラノカギ
君の事を知りたいから、
勇気を出して踏み出してみる。
もっと君に近づきたくて、
重そうな扉を開こうとする。
固く閉ざされた
ココロの扉の奥に
君を想って発した詞は
届かない。
だけど何気無い詞は
いとも簡単に、
閉ざされた扉の向こうに
君のココロに
突き刺さる。
そんなつもりは無いのに。
君を傷つけたい訳じゃないのに。
其処から動けなくなって、
詞に雁字搦めになる。
他に方法が在るのかも知れない。
だけど、
君を傷付けてしまった事実だけ
楔となって絡みつく。
時間と共に勇気は削られ
開いてる扉を求めて
彷徨う。
其処に僕の求めてるモノなんて
ないのに。
傷つけた痛みが、
癒される訳じゃないのに。
事実が無くなる訳じゃ
ないのに。
君の扉を開ける詞は
何処にあるんだろう。
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