私、16日から9日間入院していました。今日、無事退院しました。
膝の前十字靭帯が伸びてしまい、オペをしていたのです。
しかも、このオペ2回目。。。2回も同じ怪我をしてしまうなんて、何やってんだ自分は。。。
この前十字靭帯の怪我は、完治にとても時間のかかるもので・・・スキー復帰は10ヶ月かかります。(私はスキーサークルに所属している大学4年生。)
10ヶ月ということは・・・大学生活最後の年にスキーができない!!!!ガーーーーーーーーーーーン!!!!!!!
ちょっと私の今までの話をさせて下さい。
大学1年の時は、バレーをしているときに手を骨折し、サークルの皆より遅れてスキー合宿に参加しました。そして、滑り方がよく分からないまま大会に出ました。笑
そこでまさかの転倒をし、右膝の前十字靭帯が切れてしまいました。これが1回目の膝の怪我。
大学2年の時は、1年で怪我した膝をオぺし、リハビリを重ね、またサークルの皆より少し遅れてスキー合宿に参加することになりました。
リハビリを頑張っていた私は、1年生のときより6キロ体重が落ちていました。この身体ならスキーがめちゃめちゃうまくなるんじゃないか?と期待していました。
しかーーーし。他の仲間の方が雪山を滑っている時間は圧倒的に長く、知らないうちに仲間はとてもうまくなっていて・・・私の滑りなんてカスでした。カスカスカス!!!!
先輩のレッスンを受けているときも・・・「涼花さっきの滑りはまだ違う。○○を直してもう1回やってみて。」と仲間はアドバイスをうけているのに、私の滑りに対しては「まっすーはとりあえず怪我しないように。自分のペースでいいから。気持ちよく滑ればいいよ。」と言われてしまう・・・。
私は、そんな言葉求めていない。自分が下手なこと分かってて気持ちよく滑れるわけがない。怪我を心配してくれている気持ちはありがたいけど、お願いだからアドバイスをちょーだい。と何度思ったことか。
たぶん直すべきことが山ほどありすぎて、先輩も困惑していたのだと思います。自分ドンマイ。
大会のとき。上位入賞してとても嬉しがっている仲間や、チームの仲間に負けて悔しがっている仲間がたくさんいました。
私はというと・・・同等に競えるライバルもいないうえに、その大会で最下位2位。「え?うそ?」って感じで・・・自分こんなにも下手だったんだ、と改めて実感させられました。誰にも迷惑をかけたくなかったので、一人隠れて悔し泣きしました。
このとき、絶対サークルの仲間を抜いてやる、と心に誓いました。こんな情けない自分で終われない。
この気持ちを抱えて合宿を終えた後、幸いにも個人的に濃厚なレッスンを受けることができ、結果スキー1級を取ることができました。「よっしゃー。これからだ」と思うことができました。
大学3年の時は、就活が忙しくて、ほとんど滑ることができませんでした。・・・第一希望から内定もらえたから結果オーライだけど。
そして、4年生になって今回の怪我。オペが決定したときは、「不完全燃焼のままスキーが終わってしまったなぁ・・・」と。悔しい気持ちと、切ない気持ちが怪我でたくさんこみ上げてきました。
でも、スキーに費やすはずだった時間は無駄にはできないし、この2回の怪我の経験も無駄にしてはいけないので、これからの日々を意味あるものにしていきたいと思っています。
怪我直後は・・・オペ後も足が不自由でできる範囲が限られるため、スキーに変わる目標や挑戦をなかなか見つけられない状態でした。
しかし、新しいことを無理に見つけるのではなく、とりあえず今の生活をしっかりこなしていこうと思い直しました。
今の生活は、将来の自分に必ずつながっているからです。
一生懸命に過ごしていれば、自然と何かが見えてくると思って。
最後に、入院生活はなんだか気分がぐらつきました。・・・病院マジック!!!笑
でも、いつも面白くて優しい看護婦さん、暇な時間にトランプを誘ってくれる入院仲間、私を一度も攻めず見守ってくれるお母さん、お見舞いに来てくれた子・・・この人たちのおかげで入院生活がとても楽しく感じられました。
今日病院を去るとき、寂しいなという気持ちさえ少し湧きました。笑
ありがとう。もう絶対怪我しないぞ!!!!
ここに誓おう!!!!!