私は今
2ヶ月前には予想だにしていなかった生活をしている。
大好きだった陶芸もアルコールインクアートも、みんな辞めちゃおうと思っていた。
そんな時に出逢った男の子がいて
彼に辞めないでとか云われたわけでもないのに、なぜか彼が気に入るランプシェードを作りたいと思った。
時同じくして
私が今でも超が超える位に好きな女優さん
佐々岡美幸さんと久しぶりにお話する機会があって、、、
もう辞めようかと思ってるとこぼしたら
何なんだろう
ほんの2〜3通のメッセージのやりとりで俄然やる気になってしまった。
挙げ句、個展もひらいてみようなんて、そこまでやる気スイッチが入った。
佐々岡さんは不思議な女性だ。
メッセージの続きで
たまたま知り合った男の子の為のランプシェードを作りたいと考えているんだと話したら
では
私がその男の子にランプシェードと一緒に渡す物語を書いてみますとの言葉。
なんで〜?
え、マジで?
ってな感じで時間は流れ、私はランプシェードの製作過程を細く写真で報告した。

男の子が好きな画家さん、色を混じえて3種類のランプシェードを手掛けた。
画家さんの『絵』の色味、風合いをどうやったらランプシェードに表せるかを意識した。
男の子の情報は、私がわかるかぎり佐々岡さんにも伝えると
物書きの佐々岡さんはまず男の子が好きだという画家の生い立ちや思考、作品を表現したい隠された感情などを調べて物語に組み込んでくださった。

2人で共に、男の子が私のランプシェードを、佐々岡さんの物語を喜んでくれますようにと想いを馳せながら約2ヶ月間。
その間に義妹がくも膜下出血で亡くなったり
夫の透析治療が始まったりと、、、
この状況の中でよく乗り越えて来られたと思う。
私は3種類のランプシェードを作り終え
佐々岡さんは自分の物語をおさめた冊子を手作りで作ってくださった。
出来た冊子が送られてきて、それを見た時に、あまりにも心がこもってい過ぎて驚いた。
美しすぎる。

冊子に触る手も、心も震えた。
ドキドキした。
冊子を手にして
気付いた事があった。
冊子はページ毎に色の違う紙で綴られていた。
ビックリしながら、男の子の分と並べて色が変えられている部分を撮ろうとしたら

なんと、男の子用の冊子はブルー系の色で、ページ毎に色が変えられてあって
私のはピンク系で作られていた。
ここまでやるって、どんだけの時間を費やしたのだろう。
物語を書く時に、男の子の事を、そして男の子が好きな画家の生い立ちや思考まで考えながら書いたうえに
冊子作りで、これまた全部手作りで、材料を揃えるのだって大変だったろうし、、、
丁寧に製本されている冊子をみて拝むような気持ちだった。

男の子との『出逢い』
そして佐々岡さんとの『絆』があって
2ヶ月前とは想像もつかない別の今の私がいる。
陶芸の作風も大きく変わった。
個展をいつかやってみたいと思うようにもなった。
その決意を佐々岡さんはそのまま持続して応援してくださっている。
いったい私は何者?
これで良いのか?
とオドオドしながらも、物凄く大きな歩幅で進んでいる。
陶芸だけでなく誕生日の前の日にアルコールインクアートの勉強をして、ワークショップを開けるまでになった。
忙しい。
今年は岩手で卓球の東北大会や全国大会もある。
審判もする。
忙しい。
2ヶ月後には初孫も生まれるし、来週にはその娘が里帰りで帰ってくる。
陶芸品でマルシェにも出るし、ワークショップもやるし
5月から介助が必要になった旦那の付き添いもやってる。
いっぱいあるけど
なんだろ
出来るような気がする。
男の子との『出逢い』
佐々岡さんとの『絆』
それらが私のこれから進む道を照らしてくれている。
先日、出来上がったランプシェードを男の子ママと見せたらひと目で『これがいい』と選んでくれた。

明るい時は笑顔で、暗くなって光を入れるとまったく別の表情になるように彫ったものだ。

そして
佐々岡さんが作ってくれた冊子を渡したらチラッとページをみて

「ねー、このロボットの名前って僕の好きな画家の名前からとったんじゃない?」って、隣のママと顔を見合わせて目を丸くしていた。
佐々岡さんが狙ったであろうところにひと目で気付いてくれた事に感動した。
誰かの為に何かをして
私の為になればと後押ししてくださる。
ホントにありがたい事だ。

出来るかどうかわからないけど、、、
果たして自分がどこをどう歩いて前に進んで行くのかわからないけれど、、、
でもやってみようと思う。
佐々岡さんからいただいた「後押しの心」
大事にしようと思う。
そして
男の子がガッカリしないような作品作りをしていきたいと思う。
今回の出来事
佐々岡美幸さんがいてくださらなかったら成し得ませんでした。
ホントに感謝しております。
佐々岡さん
ありがとうございました。















