直木賞作家の澤田瞳子さんのお母様ですよね。
澤田ふじ子さん。
1946年生まれだそうなんで、すごくお年を召しているって訳でもないよね。
母娘二代で時代小説作家って他にもいるかな?
多分、お母様の方は初めて読んだと思う。
なかなか重厚な語り口。
事件解決、勧善懲悪、必殺仕事人的な、、、
人の言葉がわかる犬と生臭坊主と同心の裏稼業みたいな関係の仲間達で悪徳商人など、社会的に弱い立場の人達をいじめたり搾取したりする輩を退治するっていうお話なんで、テレビドラマを見るがごとく軽快に進むかと思いきや
なかなか読み進めにくいといいますか、
やけに重い会話が多くてですね、
筋のほとんどを誰かと誰かの会話で説明していくような構成で
かつ、最近の若い方の書く時代小説とは喋り方も違っていて、、、
さらに、後書きでご本人もおっしゃっていますが、「ふじ子さん、あなた、怒ってますよね」みたいな。
つまり、
「当節の政治や社会の在り方についていつも不平不満をあれこれ述べている」
「わたしは現代の社会状況や頻発する事件の中からテーマを拾い上げ、江戸時代の衣装をまとわせているにすぎない」
のでありまして、
なかなかに厳しいお話でありました。
昨日は長めの散歩をしました。
伊勢神明社の大楠の木を見にいきましたよ
帰りにお昼時になったんで、何処かで食べて帰ろうということになり、
「さわやか」の隣の定食屋にしてみました。
何でみなさん、さわやかがお好きなのかな
どうもあのハンバーグは美味しいと思いません。
で、こちら、サラリーマンのお昼によく利用されているようで混み合ってました
リーズナブル!
まあ、すっごく美味しいという訳でもなかったけれどね。