御松茸騒動 朝井まかて続きます。朝井まかてさん!笑こちらの主人公は歴史上の人物ではありませんが、尾張で将軍吉宗の政策に真っ向から立ち向かった徳川宗春と関わりのあるお話になっています。江戸時代の武士の世界の泥沼的慣習等の馬鹿馬鹿しさ、その中で生きていく主人公の若い武士の諸々の悲哀に、ニヤニヤと笑ってしまいます。それと松茸と松や、土地、自然との関係の深淵さ、神秘さが対比的に描かれていて唸らされます。松の林、山を守る民達の描き方もよいな。読めば必ず松茸が食べたくなる 『御松茸騒動』 (朝井まかて 著) | 「オール讀物」編集部 | インタビュー・対談朝井まかてあさいまかて/1959年大阪府生まれ。2008年小説現代長編新人賞奨励賞を受賞しデビュー。14年『恋歌』で直木賞受賞。その他に『阿蘭陀西鶴』『先生のお庭番』など。 朝井まかてさんの新作は、尾…books.bunshun.jp朝井さん、植物が好きなんだな。そして、上手い!面白い!
読めば必ず松茸が食べたくなる 『御松茸騒動』 (朝井まかて 著) | 「オール讀物」編集部 | インタビュー・対談朝井まかてあさいまかて/1959年大阪府生まれ。2008年小説現代長編新人賞奨励賞を受賞しデビュー。14年『恋歌』で直木賞受賞。その他に『阿蘭陀西鶴』『先生のお庭番』など。 朝井まかてさんの新作は、尾…books.bunshun.jp