新しい作家さんをみ~つけた!って感じだな。北原さん、気に入った!
先日の初しぐれに続いて読んだのは「恋忘れ草」。
北原さんが平成5年の上期の直木賞を受賞したもので六編の連作短篇。
連作っていっても前のお話に出てきた人がちょこっと名前だけでるくらいだけれどね。
江戸時代のキャリアウーマンのお話っていうのが御本人の談。
江戸時代にも男に負けじと仕事をしていた女性っていうのもいただろうなって思う。
やっぱり認められるのにちょっと大変だったり、仕事をすることと結婚とか恋とかが微妙に絡んでややこしくなってしまうというのは、
現代(正確には現代とはいえないかな、わたし達が若かった頃くらいまでのことかもね、もうすぐ令和となる現代っていうのは仕事をする女のことを取り立てて語るような社会ではなくなっているのかもななーよくわからないけれど)も同じだ。
田牧さんも好き、でも、もう少しだけ、社会派?っぽい北原さんのお話も好きよ。
また、読んでみよう。
恋忘れ草 (文春文庫)
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