杉村三郎シリーズ第5弾

 

やっとこさ、順番まわってきて、大阪行く前に読み終わっていましたがブログでの読書記録はまだでしたね。

 

うむ、みゆきワールドが広がっています。

 

けっこうにえぐい感じ。後味が・・・。

 

辛い。

 

みゆきさんの「人」への思いってやつがなかなかに複雑だよねえ。

 

理不尽な考え方をする、どうしようもないトラウマをかかえたまま生きる、歪んだ人間関係しかもてない、・・・・

 

いろいろな影、陰、暗、黒、弱・・そして悪。

 

杉村三郎が好きだし、みゆきさんの文章の運び、タッチが好き。

 

でも、ちょっと今回、苦さが辛くなって、

 

次が出た時に手を伸ばすかどうかわからない。