『この一音は絶対無二の一音なり』

『この一音は絶対無二の一音なり』

マスクラング(Masu-Klang)です。
海外音大卒。ピアノ、音楽に関する様々なことを綴っていきたいと思います。
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今回は、ORβITさんの曲を耳コピ演奏しようと思った経緯などについて書きたいと思います。



今年の春ぐらいに、JO1というアイドルグループが話題になっていると知り、
オーディション番組出身とあったので調べたところYouTubeに公式ダイジェスト版が公開されてるのを見つけました。


昔からASAYANなどのオーディション番組が好きだったので、
誰が合格者かを一切知らないまま見てみて、自分なりに予想してみようと思いながら一気に全部見ました。


結果的に、絶対合格できるだろうなと予想してた方が選ばれず、意外だったのでさらに色々調べてみたら、ORβITというグループが結成されていたことを知りました。



メンバー構成を見た時にまず思ったことが

・実力派

・それぞれの個性と全体としてのバランスが絶妙

ということです。



いつデビューするかなど詳しいことはわかりませんでしたが、とりあえずYouTubeのチャンネル登録をしてひそかに注目していくことにしました。





そして初めて公開された楽曲Lazuriteを聴いた時に、
このグループはアイドルというよりアーティストだと感じ、
同じ音楽をやる者として(ジャンルは違いますが)純粋に素敵だなと思いました。



それで耳コピしたのがこちらです。




いつも通しで録音する際に、間違えやすいポイントがいくつかあるのですが、

このアレンジでは最後の4:10ぐらい〜
が地味に難しくて(左手だけで2声弾いたり左右で受け渡しをしているため)、

せっかくずっと上手くいっててもそこで失敗してまた最初から録り直したりしたので結構大変でしたアセアセ


でもTwitterやYouTubeのコメント欄などでもEαRTHの皆様から温かい反響をいただき嬉しかったです地球





デビューアルバムの中で、好きな曲はいくつもあるのですが、
その中でも特にこれは弾きたいと思ったのがSerenadeです。



諸々の都合でフルではなくて申し訳ないのですが、曲と歌詞が持つイメージをピアノという1つの音色のみで少しでも表せるように意識して演奏しました。





ちなみにクラシック界でSerenadeと言えば…



シューベルトが作曲したSerenadeという有名な歌曲があります。



ピアノソロ用に編曲された版もあって、私も昔弾いた大好きな曲です音符


歌詞を見ながら聴いていただくとわかるかと思いますが、

「今は目の前にいない愛する人を想って歌う」という点や、全体に漂う切なさもORβITさんの楽曲と共通していると思います。
(タイトルのセレナーデも大まかにはそういう意味があるはず) 


時代やジャンルを超えても、人の心や音楽は不変的なものなんだなと改めて感じられました。






私自身の演奏スタイルやアレンジ技術などの関係で限界もありますが、
アルバムの他の曲も今後時間ができたらまた耳コピしてみようかなと考えています。

一応あと1曲は決めてるのですが、それ以外でももしリクエストいただけたらできそうか検討してみます。



これからも様々な作品を発表して下さるのを楽しみにしながら、今後のご活躍も応援していますキラキラ