久々に“本業な”お話です。
久々どころか・・・今年に入って初めて!?もはや本業といっていいのかどうか
オリンピックで女子フィギュアが行われた後、新聞に面白い記事を発見しました。
ちょっと引用しますね^^
好かれる「青」 闘争心の「赤」
採点競技の衣装は、機能より色やデザインに重点が置かれる。フィギュアスケート女子上位10人のフリー衣装はキム・ヨナら4人が青系、浅田真央ら5人が赤系と人気を二分した。トリノ五輪の荒川静香さんの青と空色の衣装をはじめ、過去3大会は青系の衣装が優勝しているだけに、衣装の青赤対決も注目されたが、金メダルは青色のキム・ヨナに輝いた。
日本色彩研究所の名取和幸さんは「青は世界中で最も好まれる色。赤はエネルギッシュな印象を与える」と語る。
色は選手の闘争心にも影響する。英ダーラム大学の研究チームは、2004年のアテネ五輪のレスリングなど格闘技の試合を分析したところ、実力が伯仲している場合、赤いウェアの選手の勝率は76%と高いことが分かった。サッカーの欧州選手権でも赤系ユニホームの方が強かったという。
赤系のウェアは「攻撃的な気持ち」を全面に出しやすいとされる。銀メダルの浅田の赤と黒の衣装は力強さをアピールし、キム・ヨナに挑む気持ちが込められていたのかもしれない。
(2010.2.28 読売新聞 スポーツ面より)
・・・・・・ですって。
衣装って、見た目なのかあ
完璧に審査員の好みじゃないのこれには驚きました。
まあ・・・一般論で言うとそうですよね。闘争心の赤は『闘牛』に代表されますし(あれって人間が興奮するための赤なんだよね)。
誰にでも好意をもたれるって言うと銀行や証券みたいに信用して欲しいところがよく青をシンボルマークや看板に使ってきます。
でもさ、したら今度のオリンピックからみんな青系の衣装になっちゃいますね(笑)
私は、自分が好きな色、これを身に付けているととても落ち着いて、
自分を120%発揮できるんだ!って色を衣装に選んだんじゃないかしらとか思いますが^^
もちろん、ある程度似合う色が考えられてはいるでしょうが。
色は生きています。
でも、色に振り回されるのではなく、自分の心の声を聞き、その時欲する色は何か、
それが持つ不思議な魅力、力を上手くコントロールできるのが人に自然に備わっている能力。
キム・ヨナのSPもフリーも黒、青それもシンプルなフォルム。
彼女はクールな色が本当に良く似合う。イメージとしては断然黒かなあ?
真央ちゃんはやっぱりピンクや赤。そしてひらひら系が妙に合うんですよね。
キム・ヨナみたいな大人っぽい感じにして欲しいと思いながら、やっぱり彼女らしいほうへとなっていく。
多分、二人とも好きな色を選んだんじゃないかしら?
私の応援していた鈴木明子選手も赤!
最高に似合っていたし、彼女の場合は闘争心ではなく太陽のような赤。
喜びに満ちた、笑顔の輝く明るい赤です。
気持ちが色をリードすると、一般的な色の意味も変わってくることもある。
それが『好きな色が、自分の色。今、求めているもの』ってことなんです。
好きな色は黒と答えた私を、おかしいと言った色彩の先生。
黒はかなりの力を持たないとマイナスイメージに引っ張られるといわれますが、私にとっては逆なんです。
こんなに力を与えてくれる色はない
もうひとつ。青も大好きおまけに似合う(自分で言う^^;)
でも、モテた記憶なんぞございませんことよ
と言う感じデス。
色の持つ意味はあくまで目安。絶対ではないから・・・
自分の感じるもの、大切にしてくださいね
以上、カラーコーディネーターのまーすけでした(笑)