各種メディアで介護職について触れられる機会は増えているが、一般にはデメリットばかりが注目され、魅力のほうにはあまり注目されていない。
しかし、介護職には苦労がある反面、魅力もたくさんあるのだ。

具体例の一点目は、人とのふれあいが出来るという点だ。
介護職はその業務内容から、身体に直接触れ、人と密に関わる仕事だ。
単に言葉を交わすだけではなく、身体に触れて体温を感じられる。
また、表情を見て何を必要としているのかを感じ取ることもできる。
利用者から発せられる細かなサインから必要な介助を考え、人に尽くすことができる魅力的な仕事である。
そうした細かな気遣いをする中で信頼関係を築いていくと、介護にやりがいが感じられるだろう。

しかも、利用者によって望むことは異なっているため、同じサービスを均等に行えばいいというものではない。
相手によってどのような対応をしていかなければならないのかを考えてサービスを提供する必要があるので、ルーティーンワークが苦手な人には向いているかもしれない。

二点目に挙げられるのは、コミュニケーション能力が高められることだ。介護職は一人で完結する仕事ではない。
チームで取り組む仕事であるため、コミュニケーションを図ることが欠かせない。
これは違う視点で捉えると、一人で背負い込まなくて良いということでもある。
辛いと感じる場面も、他の職員と連携することで乗り越えることができるだろう。

そして三点目は、年齢を気にせず活躍できるという点だ。
超高齢化社会の日本では、介護職の需要が高い。
そのため、若い世代だけでなく、ミドル世代やシニア世代でも、健康なら十分
に活躍のチャンスはある。
しかも、時短勤務や日勤のみといった勤務時間の相談がしやすい職場も多いので、ライフステージに応じた働き方も実現しやすい。

今回触れたことは、介護職の魅力のほんの一部だ。
この他にも、常に安定した求人があったり、初心者からでもプロを目指せるという点など、様々なメリットがある。
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