昨日、ふと思い出した事をblogに書き留めた

すると、次から次と懐かしの出来事を思い出すものである

そして、思い出した事はしっかり書き留めておくことが大切だと感じた

何故なら、次に思い出す事はないかもしれないから…

つまり“忘れっぱなし”という状態である

ということで何か思い出したら書き留めて行くことにした




私が幼稚園の年長組の時、オリンピックがあった

大人達が熱心に見るのものだから、幼稚園児にもブームは来る

安易な発想をする幼稚園教諭が“オリンピックごっこ”を企画した

園庭で出来る範囲で1日1種目をするという

初日はたしか“かけっこ”だった

運動会とは違いは観客がいない

なぜか全員1列で一回勝負のスタート

“よ~いドン!!”

幼稚な幼稚園児は必死に走り、ふざけた幼稚園児は転びながら走り、さめた幼稚園児は流して走る

ゴールすると、先生が上位3名を並べて『これから表彰式を始めます』と宣う

すると先生のエプロンのポケットから折り紙で作った金メダル・銀メダル・銅メダルが出てきた

正確にいうと金メダル・銀メダル・赤メダルである

しかしその輝きにふざけた幼稚園児もさめた幼稚園児も衝撃を受け、次なる競技を求めた

何日かをかけて何種目かやった

何故か相撲もあった(笑)

おそらくレスリングの代わりだろう

私は4位には入るものの憧れのメダルには手が届かないでいた

最終日は砂場で走り幅跳びを行った

私はそこで見事3位となった

歓喜の表彰式、“赤”ではあるが欲しかったメダルである

おもっきりガッツポーズをしていたと思う

結局メダルをもらえたのは10人程度、残る約20人はメダルを貰えなかった

すると先生が『みんな頑張ったので、皆の分もメダルがあります』とメダルを配り始めた

メダルの色は“赤”…

メダルを貰えてなかった子は大喜びである


こんなことを数十年経っても覚えているという事は私の人生観を形成するきっかけとなったのだろう

これ以降、『中途半端な結果は、なかったも同じ』と思うようになった
(i_i)\(^_^)








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