思うところを書いていこうと思います。
(最初はだらだら背景を書いてますので、2段落ほど飛ばしてください(;^_^A )
まず、なぜこの本を読んだのかというと、
最近、スターオーシャンシリーズのプレイ動画を見ていて、
やっぱりストーリーがおもしろいなぁとしみじみと感じていました。
ご存知の方はわかると思いますが、特に2は、ゲーム性、制作側の遊び心など含めて
最高におもしろい作品だとおもいます。
さて、十賢者って悲しい運命よね~なんて考えつつ本屋をうろついていたら、
ちょうどこの本が目に飛び込んできました。
いつもはストーリーを楽しむ側ですが、一体どうやって作っているのだろう、、、
ふと疑問が湧いてきたのです。
また、自分でできるなら作ってみたいとも思い、この本を手にしました。
結果から言うと、良いシナリオ(ストーリー)を作るには
「主人公になりきる」ということなんですが、
ストーリーの本質とは何か?という部分に立ち戻って書かれており
素人ながらに納得のいく説明となっていました。
主人公を主人公たらしめるのは、環境からの抑圧である。
環境に抑圧されることにより、主人公は行動を起こし、環境と衝突する。
その行動・衝突の軌跡がストーリーとなるのである。
ここで行う行動は、主人公の信念に基づくものである。
この信念が、強く、まっすぐで、共感を誘うものであるならば、
主人公は魅力的なものとなり、ストーリーはドラマティックになる。
ストーリーとは、人間本位なものです。
ストーリーに沿って人を動かすのではなく、人の軌跡がストーリーを作る。
考えてみれば当たり前ですが、
実際にやってみようと思うとできる気がしませんね(^▽^;)
ラノベの作者とか馬鹿にしていましたが、これはもう笑えませんね。。。
さて、この本にはストーリーを作る上での実践法も書かれていましたが、
シナリオ作成だけでなく、その他のビジネスでも役立つ知識でもあります。
是非、ご自身でご確認してみてください。
最後に本書の残念な点
いくつかのゲームを取り上げて解説していたのですが、
あまり必要性を感じず、なんとなくページ数稼ぎかな?という気がしました。
長々と書いてしまいましたが、smileの雑感でした!
またネタを見つけて書きます。
See you next time!!
ゲームシナリオ創作指南/川邊 一外

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