「人生は短い。着物を始めるなら、今!」
こんにちは、master_minminです!

着物イベントコーディネーター&日本着物スタイリスト協会認定、着物フォトスタイリスト®︎でもあります。

(「着物フォトスタイリスト®️」は登録商標で、協会に認定されないと名乗れません)


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【友人の卒業袴の着付け2022】

とてもお久しぶりで、失礼してます!
新型コロナはまだ新規感染者が高止まり傾向のようですが、私自身は元気に過ごしております。

「東京」「コロナ感染」で検索すると JHU CSSE COVID-19 Data というアメリカのジョンズホプキンス大学の提供するデータが出てきました。

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2022年3月26日(土)発表のデータで

東京都 感染者の合計数 121万人(+7,440人)

            死亡者数    4,132人(+18人)


日本全体 感染者の合計数 633万人(+47,224人)

            死亡者数    27,715人(+101人)


+は前日報告された数、だそうです。

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そして、2022年2月24日(木)開始されたロシア軍のウクライナ侵攻もコロナの影を薄くしそうなほど、トップニュースになっている今日この頃。注視しつつも早く戦争が終わるように願っています。



えーと、久しぶりの更新なので、前置きが長くなりました。以下、本文です。


<友人の卒業袴の着付けに>

ワタクシ一時期、「丸の内朝大学」という早朝の市民大学に通って、いくつかコースをとっていました。


そこで知り合ったA子さん(ご本人のお名前とは無関係な呼び方です)が、「みんみんさん、私、今度卒業なので袴を着てみたいんだけど、おすすめのお店ある?」と尋ねてくれました。


彼女はお勤めをやめて、大学での修士号をとったのです。


「袴だけなら、私の練習用のものでよければ(サイズが合えば)、貸して、当日お家に行って着付けもしますよ、有料だけど。ヘアセットとメイクはセルフでお願い。」


とお返事したところ、「ぜひお願いしたい!」と言ってもらえました。


着付けは、現在も習っているものの、訪問着付けの経験はないので、若干の不安はありましたが、先生からは「実践の場を増やしましょう!」と言われているのでチャンス!と思ってお受けしました。


<練習と本番の検証>


慣れている方ならば、当日行って、その場に用意されたものでサッと着付けて、退出、となるわけです。私は経験がないので、2月に練習やサイズ確認を兼ねて、A子さんの着物や道具を使って着付けさせてもらいました。


その後、トルソーでの着付けの練習を何度かして、先生に写真を送り、フィードバック(半衿をもっと細く見せる、など)をもらって当日を迎えまして。


当日は思ったより時間がかかってしまいましたが、問題ない範囲で仕上げてお出かけでき、ご本人も


「袴、着てよかった!着崩れもしなかったし、みんなにも評判良かった。おねがい


と喜んでいただきました。(ホッ照れ)


自分の検証のため、練習時と当日の写真を比較したものをA子さんにも見せたところ、


「これは面白い!着付けでこんなに感じが変わるんだ!?」


と言われました。ご本人の許可をいただいたので、検証の画像をお見せします。


通常はお客様の着姿で検証したものは公開しないとは思いますが、今回は直接の友人でご本人の許可もいただき、何かのお役に立てるものだと思いましたので、公開することにしました。


まず、当日の仕上がりはこんな感じでした。

訪問着等一式はご本人のもの。私は袴と半幅帯だけお貸ししました。



以下は事前練習が左、当日は右です。

・練習時、履物は草履想定

・当日は、ショートブーツに変更


履物が草履の場合は、足首(肌)が足袋から出るところを見せないよう、袴の裾を長めにする必要があります。


ブーツの場合は、草履に比べれば丈を短めに着付けられます。そうすると、帯の位置も高めにできます。


右はA子さんのご希望で帯を細めに出しました。腰高、脚長に見えますね。


これは、着付ける時に、ちゃんと希望を伝えてくださったのでできました。


A子さん、卒後袴のお店のネットやカタログを見て、「帯を出す幅を細めにしたい」と思われたそうです。素晴らしい!


左は帯位置も低めにして、さらに袴の位置も下げようとしたので、帯がちょっと間延びして見えてます。(最近は、帯は割と細めに出す流れらしく、2センチくらい、という話を聞いています)


そうなった時はリバーシブル帯を折って裏を見せて、間延びしないようにすれば良かったです。。

こんな感じ。



あと、半衿の出し方も、細めにしました。

社会人になってからの卒業ということで、大人なイメージになったと思います。


後ろ姿も袴と帯の高さの違いが分かりますね。練習の時は低めでした。


ちなみに、左は袴の背板の部分にシワがあります。この部分が薄くて弱いためだそうなので、、


100円均一の「やわらかカッティングボード」を切って、養生テープで貼り付け補強しました。


また、左の袴の背中ポッコリしすぎなのは厚い半幅帯で作った文庫の羽根が厚すぎたせいなので、結んだときに「テ(羽根に巻き付けて結ぶ部分)」も「タレ(文庫結びの羽根にする)」も大体同じ長さになるようにして、羽根の厚みを減らしました。


着付けって、サイズとか、布の厚さとかで微調整するところがたくさんあるんだなぁ、と今回の練習と本番を経て実感しました。


これまで、街歩きのレンタル(小紋に半幅帯)、もしくは七五三くらいしかお金をいただいて着付けていないので、大人の訪問着付けをさせていただき、ひとつ大きな経験を積ませていただくことができました。


依頼してくださったA子さん(ご卒業おめでとうございます!)、背中を押してくださった小西歩先生、知恵を貸してくださった着物仲間のみなさん、ありがとうございました!ラブ