


古来より「色白は、七難隠す」と言って、肌の白さを女性の美しさとして珍重するふうがありました。まー理解できないことはない。でも人間の魅力がそんな表面的なものでないことは、二言、三言しゃべってみればすぐ分かります。
コスプレとは、マンガやアニメのキャラクターの格好をするパフォーマンスのことです。自分はそれを自己表現だと解釈しています。
アニメキャラの格好をするというと、何か違和感があり、あまり好きではないと言う人を見ます。自分にもそう思っていた時期がありました。
だがそれは大いなる誤謬であったのです。
人の美醜は100%「貌(かお)」で決まります。顔でなく面でなく、貌(かお)と書いたのは、貌という字が内面からにじみだしたカオをあらわす字だからであります。
どこかで読んだのですが、面と貌があわさって初めて顔になるといいます。面+貌=顔となるのだと。言い得て妙。
とすれば、日常の仮面を捨て、非日常の「ガラスのお面」をつけたコスプレイヤー諸氏が、美しくないはずはない。……じつにいい。
というわけで、コミケにいってきました。並びましたねー。参加された皆様、ご苦労様でした。お目当てのものは買えましたでしょうか。サークル参加の方は、お客の入りはいかがだったでしょうか。自分は……まあ七・三で勝ち、としておきます。
一年に二度くらいは、こうじっくりと並ぶ日があってもいいと思います。
それにしても参加者のモラルの高さには毎度ながら襟を正す思いです。まったく身が引き締まります。あれだけの集団が、まさに一糸乱れぬ。互いのことを、自分のこととして考えているのでしょうね。
昔、友人と某アイドルの握手会に行った時などは(自分は列の外で見ていた)、走る割り込む押す倒す、券を持っていない連中まで柵の外で押し合いへし合いして、「通用口から出るらしい」とのデマに乗せられ、猛ダッシュ。
実に醜い。
前にそんなことがあったので、社会全体がコミケだったらいいのにと、帰りの電車で考えていました。なぜマンガやアニメのファンは、こうも社会的に押し殺されているのでしょうか。
話題のワリにはコスプレ写真がなくて申し訳ありません。
いやはやそれしても、カップルで参加している人が目に付きます。
コミケに行っていても、モテるヤツはモテる。
いつかは俺も。いつかは、いつかは!