未熟という事は魅力的な事である。
若者の作品に触れる機会が多い。
若さがほとばしる作品が好きだ。
自由で既成概念にとらわれない
「静」でも「激」でも
エネルギーに溢れる作品が好きだ。
未熟を「青い」と表現する。
良い言葉だ。
これからどんどん成長し熟していく可能性を秘めている。
文化や時代はその未熟さからしか生まれないと思っている。
かたや歳を重ねた者には可能性はないのか
残念ながら命には限りがある
しかし
大きな樹が倒れその切り株から新しい芽が出るように
形を変え 次の世代へバトンを繋ぐ事はできる。
時代の養分となり得る自負があるか その覚悟と自覚があるか。私達から上の世代に問われている気がする。