自己満腐向け小説 -2ページ目

自己満腐向け小説

腐向け小説、そうでない小説…とにかく同人小説書いてます。

「最近の男女交際なぁ、あれやろ?普通にデートしたりヤったりするんとちゃう?」

ある日、跡部は忍足からきいてしまったのだ。最近の男女交際について。
もちろん絶句した。
そして、興味も持った。

跡部にとっては衝撃的だったのだ。
自分達はまだ中学生で、健全な付き合いをするものだと思っていた。
こう見えても今までテニスにしかまともに取り組んで来なかったのでこう言ったことには詳しくなかった。しかしこの度2年越しの思いが通じ、晴れて青学の手塚と付き合う事になったのだ。そして当然付き合うからには何をすればいいのか興味も出てくるわけで…。だから忍足に聞いたのだ。もちろん彼が言うことが正しいとは限らないがあまりにもハッキリと言われたので信じてしまいそうになる。そんなことを考えているうちに相手の手塚もこういう事に慣れているのか興味はあるのかなどという疑問まで生まれてくる始末。

「どうしたもんか…」

ふと声に出していた。
もう部活も終わった部室には跡部と樺地の二人しか残っていなかった。樺地は跡部の方を見つめると首を傾げてからどうしたと言わんばかりにうー…と唸っている。

「なぁ、樺地」
跡部が口を開いた。
すると樺地は跡部に近寄るとウス、と答えた。
「…やっぱ何でもねぇ」
そう答えると樺地は首を横に振り、こう言った。

「跡部さん達は…跡部さん達だと思います……周りに流される必要は、ないと思います…だから、まずはお互いを理解し合う方がいいと、思います…」

ゆっくりと穏やかな口調で告げられたこの言葉に跡部は頷くと立ち上がった。

「樺地、今日はうちで飯食ってけよ。遅くなったしな?」
樺地の方は見ずそう言うと見なくても分かる嬉しそうな樺地がウスと答えた。


そうだ、何も悩まなくていいんだよな。手塚がもしもそういう事に興味があればそんな態度を示すだろうしな。それまで待つ、周りに流される必要なんてねぇよな。そしてそんなことよりまずはデートでもしてお互いを理解し合わねぇとな。

「今度は手塚と樺地と俺様の3人で飯食おうぜ」
振り向いて言うと少し戸惑ったような顔の樺地がいた。そして俺が指を鳴らすと少しどもったようなウスが聞こえてきた。