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自己満腐向け小説

腐向け小説、そうでない小説…とにかく同人小説書いてます。

立海大付属中学校テニス部R陣は一同に会していた。

何故か。

理由は簡単だ。


クリスマスパーティーを行うからだ。


発案者はもちろん部長の幸村。そして真田は反対したが、幸村に賛同した仁王、丸井、切原に押しきられたのだ。


「よし!全員集まったね!」

「ああ」

「ええ」

「おう」

「う…うむ」

「おー」

「おん!」

「うぃっす!」

幸村の確認に各々が答える。真田は、まだ納得がいかないらしいが柳生以外は無視している。


「真田くん!ここは明るくいきましょう!」

「柳生…楽しそうだな」

「ええ、楽しみです」

「そうか」

「ここは私たち風紀委員が皆さんの風紀を守る腕の見せどころですよ!」

「うむ、確かにそうだな!」

柳生は上手いこと真田を丸め込んだ。

仁王より詐欺師かもしれない。

と真田と柳生以外は思った。


「では、パーティーの準備を始めるよ。役割分担は柳が決めてきたから、柳よろしく!」


「ああ、それでは。精市と仁王で食品の買い出し。弦一郎と柳生でツリーを用意したから、正門のところから運んで飾り付け。赤也と俺で部室の飾り付け。そして今回、調理室の使用許可を頂いたから、そこで丸井とジャッカルでケーキを作ってくれ。以上だ」

柳が役割分担を淡々と発表していく。切原が真田と違うと言って小さくガッツポーズをとっているのには真田以外は気付いていたが、見ないふりをしていた。


そして幸村が開始の合図をかける。

「よし、始めようか」

そして各々が返事をする。


※買い出し班※

幸村と仁王は近くのショッピングモールに来ていた。

「食品、だけかの?」

仁王が残念そうに尋ねる。

「うん。予算もあんまりないし無駄遣いは出来ないかな」

そう言って幸村は5千円札を見せる。

「そうか。残念じゃのう」

「でも、俺いい店知ってるからある程度パーティーに必要な食品だけなら3千円で済むよ」

幸村が微笑んで言うと仁王は目を見開き
「本当か!?」
と言う。

「ああ。本当だよ」

と幸村が答える。


幸村と仁王は「楽しみだな(じゃのう)」と言って妖しく笑う。


※ツリー班※

真田と柳生は恐らく業者が届けたばかりと思われるツリーを見て同じことを呟く。

「「でかい」」

そうツリーは約170cmくらいのものだった。恐らくだが赤也と同じくらいだろう。

しかし、分担された役割は果たさなければならないのでこれを運ばなければならない。

真田が手をかけると

「重い!何だこれは!」

と叫ぶ。

柳生が近付いて確認するとツリーは作り物ではなく、本木だった。

「これは、作り物ではないようですね。重いはずですよ」

冷静に分析すると、二人はどこか遠くを見つめ、溜め息をついた。


※飾り付け班※

柳が高いところの飾り付け、赤也がそれ以外を担当していた。

「柳先輩~!これはここでいいんスか?」

「そうだな、もう少し右の方が綺麗になる」

「うぃっす」

順調に進んでいた。柳は真田と柳生に心の中で謝っていた。


※ケーキ班※

調理室の鍵を開けてジャッカルが冷蔵庫を開ける。するとそこにはケーキ作りに必要な材料が入っていた。

「言っていた通り入っているな。何を作るんだっけ?」

ジャッカルが丸井に尋ねる。

「さすが柳だぜぃ!柳には俺が作りたいものを作れって言われたから、ブッシュドノエルを作るぜぃ!」

元気に丸井が答えるとジャッカルは笑いながら材料を確認する。

「すげぇ。ブッシュドノエルに必要な材料が揃ってる」

「柳って、たまに怖いよな…」

柳に恐怖しながらケーキを作る二人であった。



そして準備が終了してパーティーが開始した。


「んじゃ、メリークリスマス!かんぱ~い!」

幸村の乾杯で皆が乾杯をする。

幸村達が買ってきたお菓子やご馳走を丸井が頬張る。赤也がそれに対抗するように食べて喉に詰まらせ、ジャッカルが水を渡している。

「でかいね」
ツリーの前で幸村が柳に向かって呟く。柳は苦笑いで
「悪いことをしたよ」と真田と柳生を見ながら言う。

真田と柳生は「これしきのこと」などと言っているが、明らかに顔がやつれていた。



お菓子を存分に堪能したところで丸井がケーキを持ってきた。

「おお!うまそう!」

赤也が反応する。綺麗にトッピングされていてプロが作ったみたいだ。

「どう?天才的?」

ドヤ顔で聞いてくる丸井に幸村が「お前はテニス部やめてお菓子部にでも入ったら?」と返す。


「やはり、ブッシュドノエルだと思っていた」

柳が呟くと真田が不思議そうに尋ねる。

「ぶっしゅ…?何だ?」

「ブッシュドノエルだ。このケーキの名前だな」

柳が答える。
納得したらしい真田が見事なものだなと感心していた。

「そう言えば、仁王くんは?」

ケーキを切り分けていたジャッカルに柳生が聞く。


「確かに、見てねぇな」

ジャッカルがそう言った直後。部室のドアが勢いよく開いた。


「Marry Xmas!」

やたら発音のいいサンタクロースが入ってきた。

「サンタクロース!本物だ!」

赤也は目をキラキラさせてサンタクロースに近づく。


赤也以外は
仁王か…と思っていた。

「いらっしゃい。サンタクロースさん」

幸村が歓迎の言葉をかける。赤也は、自分の座っていた席をサンタクロースに譲るが、断られていた。

「いい子にしていたかな?」

おじいちゃんのような声で赤也にサンタクロースが尋ねる。

「し、してたッス!」

するとサンタクロースは微笑んで赤也の頭を撫でる。

「プレゼントだよ」

そう言って袋から箱を取り出す。赤也はそれを受け取り、開けた。

すると



「うわぁ!」


中には真田の写真が入っていて写真の中で真田が動いていた。さらに箱から真田の声が聞こえる。


「なんスか!これ!」

すると真田が
「何だとは何だ!というか、何だこのプレゼントは!仁王!」


真田が叫ぶと赤也は驚いたように「え?」と言う。そしてサンタクロースは帽子と髭を取る。


「すまんの。俺じゃ」

仁王は自首する。そして、真田にも謝った。

こうして楽しくパーティーは終わった。放心状態の赤也を除いて。

†††††††

クリスマスなので(笑)
タイトルはキャラソンにいいのがあったので…(笑)

それではよいクリスマスを!