もうすぐ雪が降ってくるだろう
そんな昨日の夕暮れ。
私と母はタイヤ交換をしに父の実家へ来ていた。
先に来ていた父は自分の車のタイヤを交換していた。
母は父に車を任せると私と二人で家に入る。
賑わうTVの音。
熱を持ったままのコタツ。
まとめられた蜜柑。
私はゲームをして過ごしていた。
そんな時、祖母が寿司をとろうと言った。
その日の夜は父の提案により外食と決まっていた。
私は外食よりも祖母と一緒に居たかった。
だから断りたくはなかった。
母は困り顔になりながら私を見ていた。
『今日は外食の予定だったの。パパが決めたからパパにも聞いてみて?』
私の言葉により祖母は父の元へ行く。
『今日は″記念日″だからダメなんだって』
帰って来た祖母が残念がりながら言う。
私は疑問に思った。
12月の記念日は私の誕生日しかないはずだ。
しかし誕生日を祝うにはまだ早すぎる。
何となく疑問を抱きながら私は母に尋ねた。
『結婚記念日とか?』
母は無言で頷く。
本当は昨日なんだけと付け加えて。
私は驚いた。
両親の結婚記念日が12月であったこと。
今も記念日を祝っていたこと。
そして何より、18になるまで親の記念日を知らなかった私自身に。
微笑ましい光景を目前にし私は祖母との食事を諦めた。
父が作業を終わらせ帰りの号令がかかる。
『じゃあ、またね』
履き慣れない靴を履き車に乗る。
『何食べよっか?』
『お寿司がいいね』
『さっき話してたから』
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ここまで小説っぽく書いたけど
もう疲れちゃったからいつも通りに
結局お寿司を食べに
いつもの回転寿司に行ったの。
お母さんはあんまり好きじゃない店。
だから『これなら向こうで食べた方が良かった』って言ってた
まあ、そうだよね…
お母さん的にはもっといいとこ行きたかったよね
でも来ちゃったもんは仕方ないからそこで晩御飯にしたよ。
私とお父さん二人は10皿ずつたべた
でも途中でラーメン食べたからお腹いっぱいで大変、大変
しかも不味かったんだよ
帰りもお腹ポンポンですごく気持ち悪かった!!