千葉遺棄うさぎ捕獲終了 | ましろと一緒に

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あれから毎日ボランティアさんの方々が、様子を見に行ってくださいましたが、行けば必ずいたうさぎたちの姿は一向に表れませんでした。
残る2匹は正確な情報ではなく可能性であった為、恐らく前回の子たちで最後かとおもわれます。
区長さんや地主さんにも見かけたらボランティアさんたちへ連絡をいただけることになりましたので、ここで一旦捕獲活動は終了となりました。



12/3(日)14:00~

★捕獲ボラさん

・茨城Uさんご夫妻
・千葉カズさん&うさみょんさんご夫妻
・東京クララちゃん里親ご夫妻
・猫保護宅さんとわたし

行ってびっくり
山付近だと思っていたら山だったチーン

すぐに立ち入り禁止場所にうさぎ発見
あーあそこにいる
も、入れない…

情報では大人2うさぎ
だけでしたが

あのちっさいのなんだ滝汗

っと、子うさぎ表る
途中親子で竹やぶの中にいたり、
その竹やぶの中に、bajikureさんや茨城Uさんご主人が入ってくれましたが、入っても人の身動きがほとんど取れず、
なかなか思うように追い込めず、
また、
上手く追い込めても捕まえられず山に逃げるの繰り返し

でも一旦その場を離れると山から出て来てごはん食べるうさぎたち
道具もないし、もう暗いしで作戦を練り直し出直す事にしました。



12/7(木)7:00~9:00?スタート
私は遅刻11:30

★捕獲ボラさん5名
★捕獲したうさぎ2匹(父、母)

・猫ボラAさん(猫保護宅さんのご友人)
・埼玉きなこママさん
・クララちゃん里親bajikureさん
・猫保護宅さん
・私

前回の反省を踏まえ、準備バッチリで活動再開。
まずはうさぎたちがよくごはんを食べにくる場所に広めのサークルをbajikureさんが設置

その間に事前に許可をもらっていた立ち入り禁止付近の外にサークルを設置

しようと思ったら

いるじゃないか真顔

最初は父うさぎだけ中にいて、外に母うさぎ。
私が近づくと、母うさぎも父うさぎがいる立ち入り禁止場所に。

これが絶好のチャンスでした。

でも入り口は正反対、かなり離れてる。
とりあえず、持っていたサークルを立ち入り禁止場所のフェンス下から中へ。


後はどうしようか…

よじ登ろうか…

何て考えるまでもなく

全力走りましたよ滝汗


入り口付近で運よくbajikureさんと鉢合わせ、bajikureさんもサークル持って二人で中に入って、お互い別方向から周り親子うさぎたちを挟み込みました。
うさぎたちの焦った様子がかわいそうでしたが、心を激鬼にしてどんどん追い込み
これまた運が良いこと、うさぎたちは近くにあったプレハブの裏に逃げ込み更に範囲が狭ばると、これまた運がいいことにたまたまそこにあったパイプの中に2匹が同時に逃げ込み、そこを二人で両側から穴をふさぎ捕獲となりました。



bajikureさんとお父さんうさぎ


埼玉きなこママ


私とお母さん


手のひらサイズの子うさぎがいるのに、先に親を捕獲してしまって、内心どうしようと不安がありましたが、まだまだ時間はあったので、なんとかなるそう思ってました。

しかし
この日子うさぎは捕獲できませでした。

あきらめきれず解散したあとも車から様子を見ようとしたら
そこに区長さんが登場。

区長さん、前々から畑の被害が出ており持ち主さんが困っていること、うさぎが繁殖してしまい、このままではどんどん被害が拡大してしまう事を懸念して、ちょうど翌日に市役所に相談しに行こうと思っていた所だったようです。
そこにたまたま私たちが捕獲活動している情報が入りわざわざ来てくださいました。
市の職員と勘違いしてようですが
猫保護宅さんも警察や市へ連絡してくださっても特に動く様子なかった事を伝えると、区長さんがその場で市に連絡、市の職員もわざわざ現場に来てくださいました。
『本当にしてあげられることがなくて…』と申し訳なさそうに捕獲器だけを貸しに来てくださいました。

この日は結局これで終了。
帰りの運転中、これでよかったのか、母うさぎ離すべきだったか、ずっと胸がザワザワしていて家に帰っても子うさぎがただただ心配で心配たまりませんでした。
あの日いたメンバーもみんな同じ気持ちでいました。
きなこママは心配で更に近況で休み取って、猫保護宅へさん、bajikureさんは次の捕獲日まで毎日様子を見に行ってくださいました。
子うさぎ用に簡易のハウスも設置してくださいました。

箱うさぎ伊藤さんにも捕獲前から相談していました。
子うさぎ、捕獲出来なかった時もすぐにメールし、親だけ連れて来てしまったと、放せばよかったと、ブログでも後悔吐いたら
『放したら二度と捕まらないよ、元気出して!』
と。
私がどうしようもないほど落ちると
いつだって励ましてくれます。




12/10(日)6:00~7:00スタート

★捕獲ボラ15人
★捕獲したうさぎ2匹

・茨城Uさん
・千葉Hさんご夫妻
・千葉カズさん
・東京Kさんご夫妻
・東京クララちゃんbajikureさん
・埼玉Wさん
・埼玉ふじさわみくさん
・神奈川まりこさん
・静岡やまひなちゃん
・栃木杉本さん
・東京Hさん
・猫保護宅さんと私


この日は早朝からスタート。
私が到着した7時台にいたのは
bajikureさん、栃木杉本さん、静岡やまひなちゃん、東京Kさんご夫妻、私の6人。

とりあえず、もう少し人があつまるまではと…


じっとしていられない私たちねー


メンバーは集まっていませんがしばらく様子見たあと、bajikureさんと杉本さんが早速山に入ってくださいました。

上から下へうさぎたちを追い込む作戦を行った矢先、早速杉本さんが子うさぎ発見。
その後急斜面にある巣穴らしき穴に子うさぎを追い込みbajikureさんが捕獲。



それから数分後
bajikureさんと私が山に入ると子うさぎ発見
下に追い込み、一旦は見失うもすぐに東京Kさんご主人が発見
その後山の下に待機していた、やまひなちゃんと東京Kさん奥さんの所に子うさぎが飛び出し、そのまま無事に捕獲

やまひなちゃんと子うさぎ




大阪夢魅さん保護宅からいただいた毛布にくるまれた、
物資でいただいたキャリーの中で、
保護した直後の子うさぎたちは
神奈川まりこさんからもらったホッカイロと
千葉カズさんの持参の発電機とヒーターで暖をとりながら、
千葉Hさんご夫妻と
茨城Uさんからもらったお野菜と、
東京bajikureさん持参の器に入れられた
神奈川まりこさんからもらったペレットを食べ
て、安心した様子で過ごしてました。


気がついたらみなさん集まってくださり、みなさんそれぞれサークル持参してくださったので、更に大きくサークルを設置。

カズさんは何やらギコギコ削っては捕獲網を工夫されてました。


はっきりとした情報ではないのですが、残り後2匹いる可能性があった為に、
午前中は主に山に入り
動きがないので午後はひたすら待機。
結局待てども出てくる気配もないので
夕方解散しました。

12/11(月)
埼玉きなこママ、猫保護宅さんが様子を見に行ってくださいました。

12/12(火)
猫保護宅さんが様子を見に行ってくださいました。

12/13(水)14(木)
猫保護宅、東京bajikureさんが様子を見に行ってくださいました。

12/15(金)
栃木杉本さんが様子を見に行ってくださいました。

12/16(土)
子うさぎの姿が確認出来なかったので、捕獲活動は一旦終了となりました。



たった4匹のうさぎたちのため、たくさんの方々が心配してくださり
行動を起こしてくださいました。
おかげさまで、最初の捕獲活動から7日目にして生存が確認されていた4匹は無事に捕獲することが出来ました。
先に親を捕獲してしまったが為に子うさぎにはとてもかわいそうなことをしてしまいましたが、土まみれになりながら、小さな体でたった2匹でこの寒い中、一生懸命生き抜いてくれました。
捕獲出来た時は本当に本当にうれしかった。



3日ぶりにお母さんと対面


子うさぎのこともしっかり受け入れてくれました。






本当は家にいるはずの子が
野生を知らない子が
人の手よって突然野に放たれて
毎日天敵に襲われるようになって
ケガをしても治療も出来ず
毎日恐怖の中でも
生きる為に誰もいない時にごはんを食べに来て
最後は結局カラスにやられてしまい
亡くなってしまって茶うさぎ
毎日毎日どれ程の恐怖があったんだろう

端からみれば『かわいい』姿でも
とうの本人は毎日生きる為に必死なんです。
何も知らない人から見れば過剰と思われても仕方ないですが、
常日頃からうさぎたちと共に暮らしている私たちは
ヒーターの前で暖をとっている姿を
頭なでなで催促してくる姿を
お腹を出して安心仕切った様子で寝ている姿を
人が好きな子は自分から寄って来てはそばにいる子を、
そんな姿を知っています。
保護うさ17イナちゃんが手術の為に病院に預けお迎えに行った時も、
今は里親さんの元にいる元保護うさぷりんちゃんがうっ帯で病院で診察した時も、
イベントで31みーちゃんがレクチャーのモデルでみんなの前に出た時も、
56コムちゃんがうっ帯でレントゲン撮影した時も
みんな途中、私に飛び付いてきました。
普段は抱っこいやいやなみんなが、私の腕におさまろうと必死でした。
みんな"恐怖"があるんです。
感情があります。

あの山にいた姿が、
茶うさぎの結末が
うさぎが望んでいたこととは到底思えない。

そんな話をしても、ただ"捨てないで"と言ってもきっと捨てる人には何も響かない
"殺す"ことが出来てしまうくらいだから
そんな人たちを動かすのは難しい
遺棄うさぎだけでなく処分される動物たちも、虐待される動物たちも
私たちがどんなに頑張ったとしても
微々たるものかもしれません

それでも少しでもそんな動物たちに興味を持ってくれる人が増えたら
あらゆるジャンルで、あらゆる人が気がつくようになってくれた
今まで手が届かなかったことも
意外な形で届くようになり
意外なところから助け船がやってくれるかもしれません

だからもっともっと広めなくてはならないと思います。
かわいい だけじゃない
目を背けたくなるような実際に起こっている
現実を見ていかなくてはならないと思います。
でないと
それがどれほどかわいそうな事であるか
残酷な事であるかわからないから。
モヤモヤした気持ちが生まれたとしても
それはもう二度とこんな事はあってはならないと、一歩前に進む為の強いバネになります。
人一人変わるだけ大きく変わります

私も保護に興味を持ったのは箱うさぎさんはもちろんのこと、イブうさぎさん、なーたんさん、かにこさん、よるくまさんたちのブログを見たことがきっかけでした。 
私も最初は勇気がいりました。
この世界に入ったらきっと私はとまらなくなるから。
案の定無謀な事ばかりやっていますが
それでも皆様と一緒に今まで救えた命もたくさんあり
その子たちのおかげで繋がったご縁もたくさんあり、
そのご縁のおかげで更に新たな命がいくつも救われました。
動かなければ絶対に救えなかった命です。

一人が変われば大きく変わります
必ず救える命は増えます

下記はいつもお世話になっているののきちさんのご友人の方が作成された動画になります。

ののきちさんTwitterにも固定表示されてます。

もっともっと多くの方の目にとまるように拡散のほどよろしくお願いいたします。

私も来年年明け早々、めめちゃん里親めぇさんと啓蒙ポスターを作成します。
完成した際にはご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

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いつもお世話になっている
かにこさんも最近遺棄うさぎを保護されました→http://uttokonoko.blog.fc2.com/blog-entry-2660.html?sp


千葉のこの子ご協力お願いいたします

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今回もまた千葉もちろんのこと東京、茨城、埼玉、神奈川、静岡と他県からもたくさんの方々が集まってくださいました。
たくさんの方々がうさぎたちを心配してくださいました。


・猫保護宅さんことcatnipさん
インスタグラム@catnipdayday
第一発見者であり、ご相談をくださった方です。
ご自身でも数十匹もの保護猫ちゃんのお世話があるなかで、発見日からほぼ毎日うさぎを心配して現場まで行ってくださいました。
親うさぎだけ保護した翌日も心配で心配でたまらなかったようで、すぐに様子を見に行ってくださり、子うさぎの為に簡易ハウスを設置してくださいました。
市役所、警察署、地主さんとのやりとり、その他とにかくあらゆることを忙しい合間を見て行ってくださいました。


・茨城Uさんご夫妻
茨城より初日と3回目に参加してくださいました。
こてつ、ジューシー、さつきちゃんの里親さんでもあります。
一回目の捕獲時にはご主人に大変活躍していただき、3回目の捕獲時にはとても立派な網など持参いただき大変助かりました。


東京クララちゃん里親ご夫妻
初日から東京より参加してくださいました。
第2回の捕獲活動以降、ご主人bajikureさんはほぼ毎日様子を見に行ってくださいました。
子うさぎを保護した翌日以降も、まだうさぎが残っている可能性があるため何度も現場まで行ってくださいました。
初日から温かいコーヒーをみなさんに配ってくださり、とても寒い中身体中に染みました。


・千葉カズさん&うさみょんご夫妻
初日と3回目の捕獲活動に参加してくださいました。
カズさんとみちょるさんは第一発見者catnipさんのTwitterを見て現場に来てくださいましたが、なんと、私がいつもお世話になっている
手作り天然石アクセサリー&オルゴナイト petit-lapinオーナーのひろみさんのご友人でした。
しかも以前ひろみさんがましろの為に開催してくださったチャリティー販売の時の作品の一部もカズさんが手掛けてくださっていたんです。

そんなカズさんみちょるご夫妻、過去に保護経験があるだけあって、準備バッチリ!
サークルだけでなく、子うさぎを保護した時も発電機とヒーター持参で来てくださいました。
車の中に入れておくのも、暑くなり過ぎたりするのが心配でわざと外においたままにしていたのでとても助かりました。

・猫ボラAさん(猫保護宅さんのご友人)
千葉県内よりわざわざ仕事を休んでまで来てくださいました。
ご自身でも猫ボラに携わっていらっしゃる方であり、いくつか捕獲器とケージもご持参してくださいました。
親うさぎ捕獲の時に、Aさんたちがいらっしゃらなければ私とbajikureさん、身動き取れませんでした。


・埼玉きなこママさん
埼玉より2時間半以上かけて来てくださいました。
ちょうど親うさぎが捕まった時に到着したきなこママ、察していち早くキャリーを持って来てくださいました。
bajikureさんに抱っこされてお父さんに
『よかったねー』と涙ぐんでおりました。
翌日以降も子うさぎを心配してくださり休みを取っては現場まで行ってくださいました。


・東京Kさんご夫妻
東京より2時間以上もかけて来てくださいました。早朝に集まってくださったメンバーの二人であり、ご主人が子うさぎを見つけそのまま見失うことなく追ってくださったおかげ、周りが動く事が出来ました。
また、奥さんが下で待機し子うさぎをうけとめくださいました。


・千葉Hさんご夫妻
千葉より2時間以上かけて来てくださいました。
わざわざお野菜を切って子うさぎの為に持って来てくださいました。
ケージやキャリーなど物資もたくさんいただき、私もうちの保護っ子たちも大変助かりました。



・埼玉Wさん
埼玉より2時間以上かけて来てくださいました。
Wさん自身も猫ボラさんであり、わざわざ捕獲器を2つ用意してくださいました。
手慣れた様子で設置しており、さすがです。
私が今後捕獲活動をする上で、貴重なアドバイスもいただきました。


・埼玉ふじさわみくさん(埼玉保護宅)
埼玉より2時間以上かけて来てくださいました。
みなさんの為にわざわざたくさんパンやおにぎり、飲み物等を購入して来てくださいました。
保護宅も希望してくださり、とても助かります。



・神奈川まりこさん
神奈川より、おそらく2時間半以上かけてきてくださいました。
まりこさん、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨年10月の関東遺棄うさぎの際に独断で朝方4:00に駆けつけてくださった方です。
私の知人が向かった時にはすでにまりこさんたちがうさぎたちのそばにいてくださいました。
車に乗るとき、気がついたら靴がぐちゃぐちゃの泥だらけだったそうです。
あっという間に捕獲されてましたが、実際の話はとても苦労された様子でした。
しかもさくらいあすかさんのご友人でもあります(^^)うさぎの知識も豊富な方です。


・静岡やまひなちゃん
同じ静岡県より来てくださいました。
出発したのはなんと深夜1時!
私よりも早く現場に到着してくださってました。
子うさぎが飛び出し先にやまひなちゃんと、東京Kさん奥さんがおり、お二人で子うさぎをナイスキャッチしてくださいました。
保護っ子たちにもたくさんの物資もくださいました。


・栃木杉本さん
栃木より2時間半以上もかけて2回目の捕獲に来てくださいました。
カズさんのご友人です。
元からボランティアに参加されていらっしゃるようで、とても手際のよい方です。
2回目以降も、残された可能性のあるうさぎたちを思い、休みを取ってその後もわざわざ現場まで行ってくださいました。


・東京Hさん
東京より電車で2時間以上もかけて来てくださいました。
新幹線ならまだいいかもしれませんが、電車で2時間以上は車よりも大変💦
おうちにいる子も保護っ子!
結局待機時間の方が長くなってしまいましたが
その後も次回も参加したいとメールくださいました。




誰もがみな保護に協力的とは限りらず今回も思わぬ事を言われたりもしましたが、それでもうさぎの為に、たくさんの方々が何時間もかけて何度も集まり、寒い中何時間も捕獲活動に挑んでくださいました。

保護活動はとてつもなく大変な事です。
でもそれ以上にかけがえのない優しさがあるから、そのおかげて救える命があるから、だから続けたいと思えます。
今回もまた、人生捨てたもんじゃないと改めて思わされました。

ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。