躾 | 鬱病を乗り越える -毒親からの解放-

鬱病を乗り越える -毒親からの解放-

鬱病が快方に向かい、前向きに生きるために気付いたことなどを書いています。
鬱病、薬のこと、毒親、生い立ち、不登校など。
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今、十数年前に購入したまま放置していた、塩月弥栄子さんの『上品な話し方』という本を読んでいます。

その本に

欧米の子供は「Thank you」「Please」「Excuse」を言うように小さい頃から厳しく躾られると書いてありました。

そこで思い出したのが高校に通学するバスのことです。

私は地元を遠く離れた高校に通っていたのですが、私の通っていた高校の生徒はバスから降りる時に必ず運転手さんに「ありがとうございました」って言ってたなぁって。

躾なんかされたことない私は、ずっと「お金を払う立場なのに何で?」と不思議に思っていたのですが、その子達は親御さんにしっかり挨拶を言うように躾られた子だったんだと、今さら気付きました。

私の通っていた高校は県内トップクラスの進学校で、凄くちゃんとした家庭の子達ばっかりだったのは知っていた(だから私は馴染めなかった)のですが、教育って勉強だけじゃなく躾も入るんだと、今さら、本当に今さら、気付きました。

間違って勉強だけできた放置子の私は、キチンとした真面目なあの子達のことを理解不能だと思っていたけど、本当は私の方が宇宙人(というより猿)みたいに場違いだったんだなぁって…

本当に恥ずかしい!


もうアラフォーにさしかかった、イイ歳したオバサンだけど、今さらかも知れないけど、それでも今からでも身を美しく正して行きたいと思いました。

人生に手遅れなんて無いって信じたいです。

みっともない振る舞いばっかりしてきたけど、ちゃんとした人間に変わりたいです。