老いの恐怖 | 鬱病を乗り越える -毒親からの解放-

鬱病を乗り越える -毒親からの解放-

鬱病が快方に向かい、前向きに生きるために気付いたことなどを書いています。
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今回の風邪は軽かったようですっかり風邪は治りましたが、また暗い内容です。


タイトル通り『老いの恐怖』ですが、年々酷くなっています。
まだ30半ばじゃん、まだまだ〜なんて思われるかもしれませんが、これは私の心の闇の問題です。

老いの恐怖は突き詰めると、『母親みたいになりたくない』その気持ちに尽きます。

いつもイライラして、その感情をコントロールすらせず、悪意の塊になって、時には無視、時には肉体的、言語的、精神的な暴力を私にぶつけてきた母親を見て、私は「絶対にこんな人間にはなるまい!」と思いました。

子供の頃の私には、母親は醜く老いた鬼にしか見えませんでした。(当時、私は子供なので30代半ばでも年老いたおばさんに見えました)

私は丁度、その年頃の母親と同じ年齢になっています。

私の顔立ちは完全に母親似なのですが、生活の違いが出て来ているのか、全く同じ顔にはなっていないと思います。

でも、やっぱり老いるのが怖い。

いつか、醜い感情をむき出しにした、年老いた女にはなるのではないかと、そんな恐怖に苛まされています。

白髪、シワの兆候、たるみ…鏡を見るたびに落ち込みます。

また、人生の終わりだとすら考えてしまいます。

考えすぎって思われると思いますが、私にはそう思えて仕方ないんです。


それから最近思うことは、毒親と過ごした20数年と反対に生きるって難しいし、必要以上のエネルギーがいるってことです。

別に素晴らしい人生を送ろう!なんてわけじゃなく、真っ当な普通の生活を送ろうとだけでも本当に大変だって思います。

20数年培われた非常識を直すだけでも大変です。

今までも真っ当に生きているつもりのようで、やっぱり常識がなくて周囲に迷惑をかけたりしてしまってばかりだったので、今は外に出ることに臆病になっています。

昔を思い出しては、当時の知り合いや友達には申し訳ない気持ちでいっぱいになります。


どうしたらこんな気持ちから抜け出せるのかな?
もういい加減前を向かなきゃいけないのに、いつまでも過去に囚われてちゃいけないのに。