TEMPURA KIDZの活動を記録してきたTEMPURA KIDZ ARCHIVEシリーズですが、どうしても番外編が作りたくなりました。TEMPURA KIDZの振り付け師としての作品集です。「(1)」とあるのは、きっとこの先も続きがあるような気がするからです。

TEMPURA KIDZはさまざまな形でまいこ(MAIKO)というコレオグラファーと出会い、きゃりーキッズとして多くのステージを踏んでから、独立したユニットとなった訳で、デビュー後も主にまいこ先生の振り付けによるダンスを披露してきました。

でも、デビュー当時からテレビのインタビュー時に自分たちで短時間で考えたダンス(コマネチ!)を披露するなど、人から教わった振り付けをそのまま踊るだけでなく、自分達で振り付けを作るタレントも見せてくれていました。

そして、2013年末頃から他のグループに振り付けを提供するようになりました。

ODOROOM「POP IT!」 2013年12月18日発売

TEMPURA KIDZ+みうめ+仮面ライヤー217バージョン


アスタラビスタ「13日の金曜日」 2014年3月26日発売


そしてこの夏には高知のよさこい祭でダイヤモンドダイニングよさこいチームの振り付けも作りました。
ダイヤモンドダイニングよさこいチーム「ハイブリッドYOSAKO­I」

増田セバスチャンのビジュアルデザイン、RAM RIDERのトラックもあって、斬新さで話題になり、見事審査員特別賞を受賞しました。

そして、先週末NHK Eテレで放映された日本賞授賞式でのTEMPURA KIDZのパフォーマンス。
TEMPURA KIDZ 「DANCE NUMBER for JAPAN PRIZE 2014」

もしかしてこの曲もTEMPURA KIDZが自分たちで作ったんじゃないかと話題になっていたら、本人からこんなツイートが。

NaNaHo(TEMPURA KIDZ) ‏@nanahoho525 11月1日
歌詞がないダンスナンバーは全部自分達で考えてるです😊✨"@hello_kumikitty: これ、もしかしてみんなで振り考えた?
(´・ω・`)
"


うぉー、皇太子殿下ご臨席のかしこまった席で自分達で作った振り付けで踊っちゃうTEMPURA KIDZってスゲー、って感激していた訳です。

しかも、NaNaHoの言うとおりなら、TEMPURA KIDZのライブで毎回踊っているダンスナンバーもTEMPURA KIDZ自らのコレオグラフィーによるもの、ということになります。

こんなのとか、


もしかしたら、こんなのも、


そういえば、こんな動画もありましたね。

自分たちで踊りを考えることは決して珍しいことではなかったようです。

そんな興奮も冷めやらぬうちに次のビッグニュースが。

musicman-net 「高橋克実とチャラン・ポ・ランタン『ぎんなん楽団カルテット』MVでTEMPURA KIDZとコラボ」

TEMPURA KIDZはMVに登場しませんが、どうやらまたTEMPURA KIDZ振り付けによる作品だそうです。

高橋克実とチャラン・ポ・ランタン「ぎんなん楽団カルテット」NHKみんなのうた2014年10月~11月の新曲


これまでのTEMPURA KIDZのコレオグラフィーに比べて切れ味よりも踊りやすさを重視した感じです。11月9日深夜のMUSIC JAPANで放映されるそうです。3人がTEMPURA KIDZコレオグラフィーの楽曲をPerfumeの前で踊るわけですよ。これはもう楽しみでしかありません。

ダンス&ボーカルユニットとしてだけでなく、クリエイターとしても精力的に仕事をこなすTEMPURA KIDZ、これからの活躍がますます楽しみです。


2015-09-12追記

ひさしぶりに更新。

TEMPURA KIDZ LOLLiPOP

2年ぶりのシングルCDの振付は自分たちで作ったそうです。観客も一緒に踊れるようにサビの部分の振りを作ったそうですが、なかなか難易度高いです。新日本プロレスの中邑真輔選手やシクラメンの肉だんごさんや事務所のモデルさんとのコラボ動画も満載です。

ダイヤモンドダイニング「よさこいパーティモンスター」

2015年8月10日~11日に本場高知で行われた第62回よさこい祭りで出場2回目にして見事金賞を受賞しました。
熱狂集団株式会社ダイヤモンドダイニングの松村社長をして「あまりに激しくハードで、休める時間が一切ない、完璧な振付」と言わしめた振付でした。また、TEMPURA KIDZ自身のダンスも高知の人たちに大人気でした。
同年8月29日~30日にTEMPURA KIDZの地元東京・原宿で行われた「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい」でも審査員奨励賞を受賞しました。