2014年5月17日(土)に東京・Zepp Toyoで行われた、きゃりーぱみゅぱみゅ「NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014」東京公演に行ってきました。


行く予定はなかったのですが、急に東京に出かける用事ができたので、チケットがないか物色していたところTEMPURA KIDZつながりのMOMOさんが救いの手を差し伸べてくださってチケットを入手することができました。MOMOさん、ありがとうございました。

入場前にMOMOさん、あまねちゃんファミリー、ヒデガラさん、そして初対面のはせさんとお話ししながら、退屈せずに入場時間を待つことができました。

入場時にMOMOさんとお別れして荷物を置いたりドリンクを取ったりして開演15分くらい前に4列目の柵で区切られたセクションの後方に陣取りました。

定刻の18:00をちょっと過ぎたあたりで開演。

[セットリスト]

M01 なんだこれくしょん
M02 インベーダーインベーダー
M03 み
M04 ファミリーパーティ
<たぶんこの辺でMC>
M05 にんじゃりばんばん
M06 きゃりーANAN
M07 ふりそでーしょん
<ダンスナンバー(Music by 中田ヤスタカ[CAPSULE])>
M08 ぱみゅぱみゅレボリューション
M09 もったいないとらんど
M10 すんごいオーラ
M11 くらくら
M12 Super Scooter Happy
<たぶんこの辺でMC>
M13 ゆめのはじまりんりん
M14 さいごのアイスクリーム
M15 つけまつける
[KPP なんだこれくしょんワールドツアー2014 映像集]
M16 きゃりーのマーチ
M17 チェリーボンボン
M18 PONPONPON
M19 ファッションモンスター
<本編おわり>
<アンコール>
M20 CANDY CANDY
M21 きらきらキラー
M22 ちゃんちゃかちゃんちゃん

開演と同時に会場は大盛り上がり。「なんだこれくしょん」のイントロから「ぱみゅぱみゅ♪」と大合唱。「インベーダーインベーダー」も「おっしゃLet's世界征服」でシングアロングからの振りコピ大会。オールスタンディングは必ずしも万人向けとは言えませんが、観客が密集している分ステージとの一体感は特段のものがあります。1月の横アリ公演はガン観モードの観客が多くてちょっと熱気が足りないように感じていたので、どちらかというとこちらが好みです。

派手な演出はなしで、ひたすらきゃりーの歌とダンサーによるパフォーマンスでオーディエンスをヒートアップさせていきます。

ダンサーは大人ダンサーズ女性4名+2名に加えてきゃりーキッズ8名が1~2曲ごとに交互に出てきました。適度の休憩でベスト体調が維持できているのか、ダンサー全員終演までエネルギッシュに踊ってました。

大人ダンサーの衣装は「ゆめのはじまりんりん」のパジャマ衣装。
そして「み」のイントロで入れ替わったキッズは武道館公演のピエロ衣装でした。その姿を見たときは一瞬目を疑いました。中身が初期メンバーではないことはすぐにわかりましたが、とにかくこの衣装で踊るきゃりーキッズを観るのは初めてです。何だかどぎまぎしながらステージを眺めてました。

最初のMCの後、たぶん「にんじゃりばんばん」の曲振りのときにきゃりーの両脇に立つ4人のキッズの姿で、赤=あまね、青=かのん、橙=ひろみん、ピンク=ちびななだとかろうじて見分けることができました。ステージまで距離があったので、踊っている間に見分けるのは無理でしたが、パート割から察するに薄緑=美月、紫=みみ、黄=新人さん、水=新人さん、だったのではないかと思いますが、ぜんぜん自信ありません。

中田ヤスタカの曲による大人ダンサーズのキレキレパフォーマンスの後は「ぱみゅぱみゅレボリューション」。ピエロ衣装のきゃりーキッズが踊ってくれます。もーねー、TEMPURA KIDZにハマるきっかけがきゃりーの武道館公演で、このシーンをDVDで何度も何度も観ていた訳ですよ。あの衣装でこの曲を踊るきゃりーキッズを生で観られた感激で涙腺決壊。どうみても泣くところではないのに。

2回目のMCではWORLD TOUR 2014でこれまで回った都市の写真を披露してくれました。カナダのトロントで雪の中で入場待ちをしている観客と凍ったオンタリオ湖の上を歩くきゃりーの姿が印象的でした。それから、ナイアガラの滝。そこで日本人女性が傘をさして手すりの上に座っていたら風にあおられて滝に転落して亡くなったというエピソードを教えてくれました。事故のことは知っていたのですが、原因は初めて知りました。

どの曲を大人が踊ってどの曲をキッズが踊ったか、ニワトリ並みの記憶力では殆ど忘れてしまいましたが、「つけまつける」はキッズでした。この曲、キッズが踊った方が可愛いですね。私は両手を左へ右へと上げるだけでうが、一緒に踊れてとても楽しかったです。

きゃりーが衣装替えのために舞台裏にハケている間、WORLD TOURのときのオフの映像が流れ、続いて「きゃりーのマーチ」。キッズ再登場、うーんイイ感じと気持ち良くなってきたところで、次の曲が「チェリーボンボン」。

その日東京に向かうバスの中で「もしもし原宿」聴きながら「この辺の曲やってくれると良いなー」と思っていたので、もう有頂天。思わずイントロで奇声を上げてしまいました。「タイムマシンに乗って~♪」のところでキッズが動き回る姿を観てまたまた涙腺決壊。あ~ん、幸せ。

この流れってTEMPURA KIDZにハマり始めた頃によく観ました。

もしかしたら、初期メンバーへのオマージュかもしれません。

5月6日にぎっくり腰になって、以後回復したものの若干の違和感が残っている状態でのライブ参加でしたが、「みんなでジャンプだ!PONPONPON!」では、反射的にサビで跳んでしまいました。ちょっと腰に良くないなと気付いて以後自重しましたが、ラストでまたリミッターが外れてジャンプ。あの曲は腰を痛めた中高年には毒です。

本編最後の「ファッションモンスター」では、前に居た中学生くらいの女の子の頭を勢い余って何度も手が触れてしまいました。私の後に柵があって、あれ以上下がって上げられなかったのよ。ごめんなさい。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、アンコールの時間。
きゃりーがステージ中央に戻ってきたときに会場が暗転して、観客全員が入場時に配られたサイリウムを点灯します。私も一緒に点灯。光物デビューです。

きゃりーは「きれい!」と喜んで「写真撮って良いですか?」と舞台袖のスタッフに携帯を持ってくるよう要請します。そして、記念撮影。

撮った写真はきゃりー本人がtwitterに上げてました。

https://twitter.com/pamyurin/status/467638587693867009

喜ぶことはあっても泣いたりしないところは、さすが大物です。

開演前のアナウンスでは「スタッフからのサプライズ」と言っていたように聞こえましたが、一部のファンのグループがスタッフの了解を得て仕掛けたことだそうです。3000本のサイリウムも自腹で。それは、このブログを書いている今日知りました。そういえば、次の「きらきらキラー」でサビの部分で観客が手を動かすシーンで客席の照明を明るくしていたのがちょっと不思議だったのですが、ライブの演出の一部ではなかったのですね。

そんなこんなで最後の曲はいつもの「ちゃんちゃかちゃんちゃん」。まだ20時少し前の時間帯で大人ダンサーズとキッズのオールスターキャスト。ここで、またもや涙腺決壊。やっぱりピエロ衣装で泣きのスイッチが入ってしまいます。

良い具合に20:00ちょっと前にめでたく終演となりました。

えー、きゃりー本人のことを殆ど書いてませんね。すみません。私のステージ中央への視線をさえぎる形で190cm超の巨神兵の方が立っておられまして、私が少し体をズラすとその方も同じ方向にズレるという非常に私と相性の良い方で、きゃりーの姿はたまにお立ち台に上がったとき以外は殆ど見えておりませんでした。もっとも巨神兵がおられなくても、ダンサーばかり眺めていたかもしれませんが。

やっぱり中田ヤスタカの楽曲にキレキレダンスの組み合わせに私は弱いようです。もちろんPerfumeが踊るMIKIKO先生の振付も大好きですが、きゃりーダンサーズが踊るMAIKO先生の振付も好きです。2時間にわたり、きゃりーの曲とダンサーのパフォーマンスを存分に楽しむことのできたすばらしいライブでした。MOMOさん、ありがとうございます。

それから、ライブ前にはせさんに初めてお会いすることができました。大手術の後色々とご不自由もあるものの徐々に回復しておられるようで、お元気そうなお姿を拝見できてとても嬉しかったです。またどこかの現場でお目にかかれるのを楽しみにしております。