久しぶりの更新なので、本当はPerfumeのことを書くべきなのでしょう。ですから、山下達郎の「OPUS」がむちゃくちゃ良いと思っていることとか、「ガラスの仮面 49巻」の感想とか、岡村靖幸が気になって仕方ないこととか、スペシャの「モーニング娘。特番」の感想とか、記事のネタはあるものの、何となく書きづらくて書かずにいました。でも、これは書かないわけにはいかないでしょう。

はい、買いました。

我が家から歩いて30分のTSUTAYAで購入したら、クリアファイルをくれました。
なかなかカッコイイです。

Scent of Perfume

でも、何よりもスゴいのは、楽曲です。
1回しか聴いてませんが、むちゃくちゃ前のめりのアルバムじゃないかと思います。

特に1曲目の「変身」は歌詞を含めて感動しました。
RIJFではダンサーを入れてドギモを抜かれてしまいましたが、ダンサーがいなくてもスゴい曲です。これ。

いつが今なんだ?
用意されたものが
すでに過去だとしたら

現在存在するものは、すでに過去のもの。
だから、変身するんだ、という決意。

変身するぞ
裏切りのサプライズ踊って
変身するぞ
どうせ嫌いになんかなれないだろ?

「どうせ嫌いになんかなれないだろ?」は、橋本絵莉子と福岡晃子のチャットモンチーへの気持ちじゃないかと思います。高橋久美子がいなくなっても、やめるつもりが毛頭ない、という。

一部の楽曲にストリングスやコーラスでサポートミュージシャンが入っていますが、殆どの楽曲は橋本絵莉子と福岡晃子の2人だけで作られています。一部は、「きらきらひかれ」のカットギターのようにループ再生を使っているものはありますが、人数が減ったハンデをハンデとして言い訳にせずに乗り越えようという泥まみれの姿勢が何ともカッコイイです。

2人になって以降のチャットモンチーのパフォーマンスを観て「ちょっといいかも」と感じた方なら、買って損はしないと思います。ぜひ、一家に一枚。