すでにtwitterでフォローしてくださっている方には、順番待ちの間つぶやいていたのでご存知だと思いますが、今日は外科医にかかりました。2週間前の宜野湾公演以降方の痛みが良くならないので。

五十肩は2010年に左を、2011年に右をやられたのですが、昨年暮れあたりから両肩ともあまり気にならない状態に回復していました。

宜野湾から戻ってしばらくの間は筋肉痛だと思っていたのですが、2週間経っても良くなる兆しが感じられなかったので、近所の外科病院にかかった訳です。

最初の看護師さんの問診で痛めた原因を問われ「コンサートで腕を振りすぎた」と回答しました。「Perfumeのライブで、セラミッ『ガ』とか、外内外外とか、ぐるぐるユーとか、くるくるくるトントンとかやってました」と正直に言えない意気地なしでした。

患部のX線も撮って何とか乗り切ったかと思いきや、医師の診断になって、30代後半から40才くらいの男性の先生に「誰のコンサートですか?」と質問されました。「肩の診断に関係ないじゃろ」と思うも、医師の問診に回答しない訳にはいきません。そもそも、よく考えてみますと50過ぎのオッサンが肩が痛くなるくらいに腕を振るような「コンサート」が何であるか、気になったのでしょう。

「Perfumeです」(間違っても横Vサインとかはやりませんでした)と応えたら、「ニヤッ」と笑われてしまいました。更に追い討ちをかけるように「どちらで?」との質問。ここまでくると医療と関係ないのは明白ですが、患者が虚偽の申告をしては医師と患者の信頼関係上好ましくないので、「沖縄です。」と回答。「ほう、良いところですね。」とリアクションしながらも表情には「呆れた」というサインが。

その後、腕を上げたり下げたり、肩をあちこち触診したりで、X線写真とも対応付けて、原因を特定。四十肩の症状の一つで筋が炎症を起こしているそうです。炎症を治めるための注射を打つことになりました。

看護師さんが注射の準備をしている間に、またまた質問。「で、かわいかったですか?」

私はこの質問には答えられません。だって私が立っていた芝生では、メンバーの体型とかダンスとか衣装とかはわかっても、顔の細かい表情まではわからなかったので。「ええ、まぁ...」ここから、場を取り成すための弁明を二言三言してから、「とにかく音楽がビートが効いてるので、熱いライブになるんですよ。」と結論付けました。

ここで先生、ようやく患部の損傷度合いに見合う運動量のライブであったことに納得したらしく、「ほう、そういうライブ良いですねぇ。」と。

「8月4日土曜日にひたちなか市に来ますよ(病院はRIJF会場から15kmほど離れた日立市内にあります)。楽しいですよ。」と言いかけましたが、土曜日の当番医さんにはあまり役に立たない情報であることに気付き、思いとどまりました。

--

50過ぎのおっさんが(スポーツマンとかロッカーとかではなく、平凡なおっさん)肩の炎症を起こすほどの「コンサート」って、普通考えにくいと思います。

「Perfumeのライブで肩を壊す」普通の人にはわかってもらえない、Perfumeが大好きな中高年にしかわからない苦しみです。