10ヶ月前、妻から『もう離婚しよう。子供は私が育てる。』といわれてから、
もし離婚したらとは何度も考えてきた。
そしたら僕は、養育費だけを払って、月1回子供達に会あるかどうかという生活になり、毎日1人この無駄に広い家に帰る事になる。
子供がいない夜や休日。
少し余裕のできた時間やお金は自分のスキルアップに使い、育児に使えなくなったエネルギーは仕事や趣味の旅行等に使おうと、前向きに考えると少し気は休まった。
そんな生活があと20年弱続く。
愛する息子と娘、2人が成人した後社会人になるまでは応援してあげたい。
最後まで親として子供たちの為に頑張れるだろうか。
妻の不倫が分かってからは、
なんで不倫をされた俺の方が、こんな気持ちにならないといけないんだろう...頑張らないといけないんだろう...
と心は病み。
そんな妻と別れてしまおうとも考えたけど、
人間不信になり、新しい恋愛などはもう懲り懲り
例え離婚は避けられなくても子供だけは手放したくない。子供は絶対に不幸にしたくない。シングルになってでも育てる決意もして頑張ろうと誓った。
7月、4歳の娘は今年、七夕の短冊に『みんな一緒がいい』と書いた。
4歳の子供になんて事を考えさせてるんだろう。
ただただ、こんな親で申し訳ないと思って情けなくて泣いた。
子供の気持ちを考えて再構築を選んだ。
そして、自分の容姿、子供の関わり方、妻へのあり方を見直した。
どうすれば昔のような関係に戻れるのだろうか?
どうしたら妻の気持ちは変わってくれるのだろうか?
毎日毎日、そんな事をずっと考えてた。
妻はもう何年もかけて、こうなったのだからもう再構築は無理だと言う。戻ったとしても数年もかかるだろうと。
新しい人と1から気付き上げる方が楽だと言ってこっちを向いてはくれなかった。
家事や育児や仕事、当たり前の事をしてるだけなのに、互い見返りを求めていたし、悪いところばかり探してしまうモンキーマインドの状態だった。
お互いちゃんとやってるのに、やってないことばかり責める。
そんな関係を修復するには、何年もかかると覚悟していた。
けど、実際はそうでもなかった。
2月に不倫発覚。
4月に一旦は仲直り。
7月頃にはお互いが大事だと認め合って、
9月には妻は前のように甘えてくれるようになった。
なんか早すぎて心が追いついていない。
心変わりが早すぎて、また悪い方にもコロっと変わるんじゃないかと思ってしまう。
口を開けば喧嘩をしていたあの頃と比べると、ちゃんと話せるようになったのはいい状況ではあるけど、
妻も私も、もっと根幹の何かを変えないといけないような気がしてならないんです。
他のサレ夫さんの、凄い真剣な再構築の壮絶な歴史や思いを見て考えてしまったというお話です。