前回アライグマにやられた記事を書いて以降、取った対策があります。

まずは金魚の方。

もう、金魚達がいるのはこの大型イケス(？)だけです。守らなければならないところが多すぎるとそれだけ防衛も難しくなることから、ここにしかいさせない＝分けたり、繁殖させたりしないことに決定。

このイケスには、正確にはわかりませんが20匹以上はいますね。わからないのは、写真のかたちにたどり着くまでアライグマとのイタチごっこが散発的に続いて…食べられてしまった子がいるため。ワイヤーすら噛んで外してきたんです…彼らも食べなければならないというのはわかるんですけども…。

メダカ達も、この大型プラ舟にしかいません。親子関係があるので一緒にはしたくなかったんですが、防衛拠点を減らすためにやむなく。

金魚の方から水草の鉢を移動させているため、こんな感じになっています。あとは、しばらく水の無い環境で放っておかれたにも関わらず生き延びていたウォーターコインという草。湿気が多いところだったのが良かったのか…水中に入れたら不死鳥のごとくに復活したので、日陰にはなってくれそうです。

どちらも、バーベキューの金網をワイヤーで固定したうえに、金魚の方には古い鳥かごの金網、更に両方とも100均で売ってる犬猫立ち入り禁止！のネットを置いています。セットする時に人間でもそこそこ痛かったので、噛んでどかそうとしても嫌がって諦めてくれるんじゃないかと期待。

したところ、特に固定もしていないこのネットが動かされたのはたった一度きり。期待以上に効果を発揮してくれているようです。…もっと早くこれを思い付けば良かったです。

蓮のあるプラ舟は、こうなりました。

上が白花、下が桃花。

ここにはもうボウフラ対策チームは派遣しないので、舟全体に土を入れてあります。いちばん守るのが難しいところですし、この方が蓮も窮屈な鉢ではないためのびのびしてくれるんじゃないでしょうか。

土は、去年のものを再利用。肥料食いな蓮のために、腐葉土やら肥料やらを混ぜこみました。

ボウフラ対策には、薬剤を使いました。2種類です。

まずは、住友化学園芸の『スミラブ発泡錠』。これは、蚊のサナギ(鬼ボウフラ)が成虫になるのを阻止するもの。卵は生まれてしまいますし、当然ボウフラも沸く…ことにはなるんですが、それが大人になれないようにしてしまう、ということです。

小さな錠剤を適量放り込めば、ひと月くらいは効果が見込めるとのこと。ですが、屋外で雨も降り込みますし…もう少し短いスパンで投入した方が良さそうですね。

もうひとつが、アース製薬の『ヤブ蚊マダニジェットプロプレミアム』。緑色の缶です。こちらはまんま殺虫剤(もしくは忌避剤)なので、本来は草ヤブだとかそういうところにかけるものなんですが…水面に噴射しても効果アリ。今いるボウフラを一掃出来ました。ただ、水の浅さ(10cmほど)もあるかと思いますので、あまり深いとここまでの効果は望めないかも知れません。

どちらも指定された虫への効果以外は無く、植物や魚への影響は無いそう。ですが、スプレーの方の魚への影響…特に体の小さいメダカは心配だったので、風向きに気を付けながらほぼ無風の日に実行。驚くほど効果があって、家族もビックリしていました。

…実際、スネイルには効いてなかったみたいなので、そこまで警戒しなくても良かったのかも知れませんが。…でもなぁ、アイツらやたら頑丈だからなぁ。

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