マイペンライな人生 -8ページ目

マイペンライな人生

主に愛知県と岐阜県のマッサージの記憶と記録。
一週間かけて一つの物語になるように書いています。

あれは、まだ寒い1月のことだった。

朝の8時。

友人との待ち合わせのために名古屋のでっかい人形さんの前で待っていた。

2時間ほど待ったところで、ドタキャンの連絡。

 

困った。

わざわざ名古屋まで出てきたのに、10時の時点で予定がすべてなくなった。

つまり、ノープランで都会に佇むことになったわけ。

 

とりあえず、ゲーセンでもいって時間を潰そうとでっかいビルのゲーセンへ向かったが、

一人で熱中できるゲームも無くて。

 

時計を見ると10時40分。

近くの家電量販店で時間でも潰そうかと東へと歩を進めた。

(この頃はまだ移転する前です。)

 

家電量販店に行くには裏道。

初めて通る道でした。

 

魚市場の近くの特有の匂いが漂い始め、

「帰る前に美味しい魚料理でも食べて行こうかな。」

と考えつつ、お店を探していると小さな看板が出ているのに気が付いた。

 

【タイ古式マッサージ】

 

「(タイ古式マッサージか~。よくTVで芸人がやられて痛そうにしてるよな。)」

 

「(半額キャンペーン中なんだ!へぇ~。)」

 

足を止めて、そのように考えていると、後ろから声をかけられた。

振り向くとおしゃれなコートを着た若いお姉さんが立っていた。

 

お姉さん 「タイ古式マッサージに興味がありますか?」

私 「ああ~、はい。少し。」

お姉さん「今なら半額キャンペーンをやっています。お得ですよ。さあ、どうぞ。お店は3Fです。」

 

半ば押し切られる形で手を引かれ、少し薄暗く、今どきにしては角度が急の階段を一緒に上った。

 

 

まさかこれが、僕の人生を変える出来事になるとは

この時は全く思わなかった。