折角北海道などという最高の土地に住んでいるのに

全然キャンプしていないことに対する焦燥感と

仕事の負荷が高い日々が続いており、

休みを削って働いている状態が少し続いたので

唐突に休みをとってキャンプを行なった顛末を共有する。

 

【キッカケは同僚】

自分はキャンプといえば、春、秋派。

そんなわけで同僚とのふとした会話で

ちょうどいい季節だよね〜なんて話してたら、

お薦めの場所を教えてもらった。

住処から程よい距離感で、立地も良い。

行ってみたいな、と思ったところに、

休みを取らなきゃいけない、というわけでもないんだけど、

休んだ方が良いような状況になったため

どさくさに紛れて2日休暇を申請してキャンプ旅行に。

 

 

【シッカリと降雪】

休暇の申請は、週間天気予報と睨めっこして決めた。

週全体を通して天気が悪いのだが、この二日間だけ晴れてる。

予報なので保証は何もないのだが、ワンチャン🐶ここに

全ブッパ。

日曜日くらいまではその予報のままいたのだが。

月曜日から雲行きが怪しくなる。

比喩表現的にも、気象学的にも。

結局道内のいたる峠で降雪が観測される。

当たり前だが、タイヤは夏タイヤのままだ。

とにかく降雪エリアなど、気象情報を蒐集する。

 

結果、中山峠もシッカリと降雪しているのだが、

自分が移動に使うルートはギリセーフっぽいので、

キャンプ決行と相なったのである。

 

 

【ネットリと濃厚】

壮瞥町の道の駅にて。

りんごのコンポートが乗ったソフトクリーム。

これがメチャクチャうまい!

 

ソフトクリーム部分の濃厚でネットリとした舌触り。

そこにトッピングされたりんごのコンポートが、

後味をさっぱりとさせるようにいい仕事をする。

特にコンポートって、甘ったるいだけで果物の

風味なんて吹っ飛んでいるものがほとんどだが、

これはリンゴがちゃんと生きていた。

ぼったくり金額だが、味は保証する。

 

果樹園を見ると何故かときめく。

 

 

【サッパリと昭和】

壮瞥町を過ぎて洞爺湖町へ。

洞爺湖をほぼ一周ぐるっとしつつ、温泉へ。

 

この佇まい。客のいない鄙びた感じ。

これよ、これ。

 

昭和の写真風に画像処理してみました。

 

この温泉、なんかよかったなぁ。

まぁ、火山王国の温泉だからな。

とりあえず地下水掘り当てて温泉、

って喧伝しているところとは格が違う。

それって要するに生ぬるい地下水じゃん、

ってところ、あるからなぁ。

 

露天はないのだけど、内風呂から見える景色はこんな感じ

(上の写真の部屋から見える景色です)

 

 

【ガッツリと肉食】

目的地に到着。

 

まずはイソイソとサイト設営。

設営場所選びに悩むとか、初めての経験。

 

完全フラットな地面と、トイレや水道が近い場所を確保できた。

 

🐔会えず空腹がやばいので遅めのランチの準備。

 

 

家で拵えた🍙と一緒に一心不乱に食べてしまった。

やはりアウトドアメニューはなんらかのバイアスで

異常にうまく感じてしまう。

 

まだ夕方前なのでノンアルにした。

 

 

天気が不安定で、道中大雨が降っていたり、

強風が吹いたりとちょっと不安ではあったが、

予報通り、午後からは小康状態であった。

風の影響からか、湖なのに海のような波が押し寄せてきてる。

ただボケーっとそれに耳を傾けているだけで、

とてもリラックスしている自分に気づいた。

 

波の音ってヒーリング効果あるんだな。

 

焚き火のゆらめきを眺めながら、そんなことを思う。

 

夕食はいつものように

いきなり🥩。

 

あと付け合わせで

パプリカとしいたけ。ここにバターを添えて蒸し焼きにする。

最近パプリカのうまさに開眼した。

特にローストで甘みを引き出すのが好きな食べ方。

 

今回メスティンを使ってバターで蒸すのも最高だった。

 

 

【グッスリと就寝】

夕食を食べ終えたのが19時前。

就寝には早いなと思いぼーっと焚き火の番をする。

ただ暖をとるためだけに木を燃やすのが勿体無いな、

と思ってたら、いつの間にか芋が焼き上がった。

 

夜食。

 

今回のキャンプで学んだのは、メスティンはマジで神。

蓋の密閉度が高いので蒸し焼きできるのが良い。

もう一つ。

じゃがいもの皮のうまさを初めて知った。

今までも皮付きのフライドポテトなどは当然食しているのだが、

取り立ててうまいとは思わなかったし、

実際うまいものではない。

 

しかし今回自分で作ったこの芋料理の皮はマジでうまい。

この部分だけ食いたいレベル。

シッカリ皮をローストすることが大事なんだなぁ。

 

完全に腹も満たされて焚き火の勢いが落ちるのを見届けた上で、

22時前には就寝、というかシュラフに潜り込む。

 

森の中や湖というシチュエーションは静謐の代表のように思われがちだが、

全くそんなことはない。

 

フクロウの子守唄。

エゾシカのホイッスル。

キタキツネの運動会。

風がゆらす木の葉の囁き。

湖に滔々と流れ込む川の騒めき。

 

喧(かまびす)しいことこの上ない。

が。

嫌じゃない。

 

夜中トイレに起きた時。

いきなり人生が始まったように起床した。

何を言っているかわからないかもしれないが。

 

例えば、目が覚める時って、

その直前に夢とか、何か物語があるところで、

それらを中断して起床していると思う。

早い話しがレム睡眠状態があって覚醒するわけだ。

しかし今回はそういうことが一切なし。

暗闇の中から突然、感覚や人格を与えられたような、

変な覚醒の仕方をしている。

多分、ノンレム睡眠の状態からいきなり覚醒したのだろう。

 

すごく深い眠りについていた実感はある。

 

 

【パッチリと起床】

平日だろうと休日だろうと、

アラームがあろうとなかろうと、

大体5時台には起床する。

 

波はすでに穏やかになっている。

 

暖をとるのと、空腹を満たす、その両方を叶えるために火を起こす。

 

ベーコンを炒め、コーヒーを沸かす。

 

いつものホットサンドイッチ。

ベーコンの他に、卵とチーズも入ってる。

 

以前、朝からBBQするような男になりたいと心に誓ったけど、

立てた誓いを守ろうとする気持ちも沸かぬまま、

いつものホットサンドイッチになってしまう。

だってめっちゃうまいんだもの。

 

今日は快晴(予報通り)

 

紅葉にはわずかに早かったかな。

 

イングリッシュガーデンみたい。

 

実は今日でこのキャンプ場はシーズンオフ。

次に利用したいと思ったら来年になるのだ。

 

また来たい。

ゴミも捨てられるし、安くて快適で最高。

まぁ、平日のこの季節だから、あまり人がいない、

というのはあるかもだけど。

 

 

【サッパリと入浴】

実はこのキャンプサイト、入浴場が併設されているのがポイント高い。

しかしながら、昨晩はこちらの入浴施設が定休日の曜日であったため

夜の入浴はできなかったのだ。

というわけで、道具を全て片付けて、引き上げる直前に入浴。

内風呂一つしかないけど、やっぱりお風呂は最高。

 

 

【バッタリと横転】

快晴の中、美しい景色を眺めながらのんびりと帰路へ着く。

昨日は道中雨だったりでよく見えなかった景色も、

色付いた山並みが目に眩しい。

ところどころ工事で車線規制があり、

片側通行の箇所があった。

 

ここもか……と思ったら、

横転しているトレーラー!

木材(丸太)運搬トレーラーがひっくり返って

とんでもないことになっとる!!

ちょうど警察が来て誘導していたのか……。

あんなのに潰されたら終わりだな……。

 

 

【アッサリの豚骨】

もう自宅まで数キロくらいのところで昼食時間を迎える。

この道を通るなら……あそこだな!

 

このやばい見た目。

普通の感覚なら入らないかもしれない。

 

でもここのラーメンめっちゃうまいのよ。

本格的な豚骨ラーメンで、

結構本場に近い、アッサリとした飲み口のスープ。

これが基本となっているから、卓上調味料などで

自分の好みにコントロールしやすい。

 

というわけで、うますぎて2杯替え玉してしまった……。

本当は3杯目も楽勝だったけど(つまり4杯)、

腹8分目にしておいた。

ここマジでうまいんだよなー。

平日だから人いなくてラッキー。

休日は結構混んでる印象。

 

 

【マッタリの休息】

完全にリフレッシュできた。

やはり仕事やらなんやらでふとした瞬間に頭に浮かぶもの、

プライベートの時間であっても頭の中を占拠する問題・課題って、

あると思う。

というか、あるんだな、と思い至った。

 

キャンプの最中はそういう柵(しがらみ)から

完全に解放されていた。

こういう時間は大事にしなくてはいけないと改めて思った。