ふぁー
ようやく授業開始のチャイムが鳴る。だが、まだ女子は現れない。
「早く女子こないかなぁ」「水泳授業といったら紺のスク水だろうが」と、どこかの輸入雑貨商みたくイラつきながら女子を待つ。
代わりに現れたのは、たわしのような剛毛に覆われた体育教師(♂)という生き物。
「すまんすまん、待たせたのー」いや、お呼びじゃないです。
「それじゃ二列に並んで号令!」え、あの、もしもし!?
怠慢な動きで列を作り号令をかけた後、堪らず男子生徒の一人が教師に尋ねた。
「あの・・・女子は?」恐らくここに居る男子生徒全員が聞きたかった事だ。
「あ?男子と女子は授業内容は別々じゃ、女子は体育館でバレー。残念じゃったのw」
俺たちの夏は終わった。
「早く女子こないかなぁ」「水泳授業といったら紺のスク水だろうが」と、どこかの輸入雑貨商みたくイラつきながら女子を待つ。
代わりに現れたのは、たわしのような剛毛に覆われた体育教師(♂)という生き物。
「すまんすまん、待たせたのー」いや、お呼びじゃないです。
「それじゃ二列に並んで号令!」え、あの、もしもし!?
怠慢な動きで列を作り号令をかけた後、堪らず男子生徒の一人が教師に尋ねた。
「あの・・・女子は?」恐らくここに居る男子生徒全員が聞きたかった事だ。
「あ?男子と女子は授業内容は別々じゃ、女子は体育館でバレー。残念じゃったのw」
俺たちの夏は終わった。
ファー
夏が来た!そして中学に入って初めての水泳授業。
入学当初から目をつけていたS子さんの水着姿を拝める日がついにやって来たのだ!
水泳授業前の休み時間、浮き足立つ男子をよそに女子は全員体育館のほうへと向かう。
中学にもなれば着替えは男女別々なんだな・・・ちょっと残念な気持ちになる。
しかし、もう少しすればねんがんのすくーるみずぎをてにいれ・・・いや、拝めるんだ!
男子の着替えなんてものは一瞬で終わってしまう。
中には学生ズボンの下は既に海パンという奴まで。なるほど中々の策士だな。
だが、もし女子と一緒に着替えるとしたら、その策は裏目に出ることになる。
女子の着替えというのは往々にして遅い。ましてや異性と一緒なら尚のことだ。
「着替え済んだ男子はとっとと出て行け!」というオーラが漂う中、
着替え終わったのに、理由なくしていつまでも桃色空間に留まれるものではない。
そこで真の策士というのは、まずトイレに行き時間調整する事から入る。
後は頃を見計らい、羞恥と休み時間制限の狭間でようやく女子が着替えを決心したタイミングで教室に戻ればいい。
これにより、裸体までは拝めなくとも、ブラ紐や脱いだパンツの色形をマイメモリーに焼付けるチャンスが広がるわけだ。
だが、今回は男だけでの着替えだ。とっとと着替えて暑苦しい空間を抜け出すのが得策のようだ。
今回は海パン履いてきたお前の勝ちみたいだな。おめでとうルーキー!
しかし、こういう時の男子は皆で申し合わせたかのように素早い。マラソン授業の時とは正反対だ。
そしてプール場に到着した奴は、ほぼ決まってある位置を探し始める。
後から入場してくる女子から、チラ見しても悟られない、あまり近すぎずそれでいて遠すぎない場所をだ。
ここにまた一つの法則がある。ほとんどの男子はフェンス側を背にしている事だ。
フェンスを背にして、友達と会話しながら、自然を装いつつプール入り口を見渡せる場所。
誰に教えられたでもない、本能なのだろう。盾役に使われそうになった友達も、気づいたのかその友人の横に並んで会話するようになる。
そして結果的には全員がフェンスを背にして、並んで入り口を見守る不自然な形が出来上がっていた。
入学当初から目をつけていたS子さんの水着姿を拝める日がついにやって来たのだ!
水泳授業前の休み時間、浮き足立つ男子をよそに女子は全員体育館のほうへと向かう。
中学にもなれば着替えは男女別々なんだな・・・ちょっと残念な気持ちになる。
しかし、もう少しすればねんがんのすくーるみずぎをてにいれ・・・いや、拝めるんだ!
男子の着替えなんてものは一瞬で終わってしまう。
中には学生ズボンの下は既に海パンという奴まで。なるほど中々の策士だな。
だが、もし女子と一緒に着替えるとしたら、その策は裏目に出ることになる。
女子の着替えというのは往々にして遅い。ましてや異性と一緒なら尚のことだ。
「着替え済んだ男子はとっとと出て行け!」というオーラが漂う中、
着替え終わったのに、理由なくしていつまでも桃色空間に留まれるものではない。
そこで真の策士というのは、まずトイレに行き時間調整する事から入る。
後は頃を見計らい、羞恥と休み時間制限の狭間でようやく女子が着替えを決心したタイミングで教室に戻ればいい。
これにより、裸体までは拝めなくとも、ブラ紐や脱いだパンツの色形をマイメモリーに焼付けるチャンスが広がるわけだ。
だが、今回は男だけでの着替えだ。とっとと着替えて暑苦しい空間を抜け出すのが得策のようだ。
今回は海パン履いてきたお前の勝ちみたいだな。おめでとうルーキー!
しかし、こういう時の男子は皆で申し合わせたかのように素早い。マラソン授業の時とは正反対だ。
そしてプール場に到着した奴は、ほぼ決まってある位置を探し始める。
後から入場してくる女子から、チラ見しても悟られない、あまり近すぎずそれでいて遠すぎない場所をだ。
ここにまた一つの法則がある。ほとんどの男子はフェンス側を背にしている事だ。
フェンスを背にして、友達と会話しながら、自然を装いつつプール入り口を見渡せる場所。
誰に教えられたでもない、本能なのだろう。盾役に使われそうになった友達も、気づいたのかその友人の横に並んで会話するようになる。
そして結果的には全員がフェンスを背にして、並んで入り口を見守る不自然な形が出来上がっていた。



