【V6】坂本さん長野さん井ノ原さん森田さん三宅さん岡田さんが、 いつもいつまでもこれからも幸せでありますように☆
【岡田さん】
【NHK明鏡止水 武の五輪】 
出演
ありがとうございます。

今回のテーマは
【レス力(りょく)を磨け】。
スタジオには
毎回のことですが、
錚々たる顔ぶれが並ぶ。
日本レスリング会の
猛者たちが
集結☆

最初から
今回も飛ばす。
“レス力(りょく)”
とは(∂ω∂)?
“え?
メジャーですよ
知っていますよね
知らないんですか?”
っていう体で話し始める
【岡田さん】。
ふふふ。
面白い。
「様々な格闘技で
本当に注目されていて
大事にされているのは
“レス力”」
【岡田語録】の一個
“レス力(りょく)”
です。
あはははは。
それを
「そうですよね?
桜庭さん」
総合格闘技のレジェンド
桜庭和志氏に
同調を求め、
「“レス力”(という言葉)
使いますよね?」
と、
IBJJF世界ノーギ柔術選手権 
2014年2018年優勝
澤田伸大氏
RIZINやBellatorに参戦する太田忍氏
にも
同意を求める。
あたかも
“当たり前”としての
後押しを
貰おうとする
【岡田さん】。
本当
面白い。

総合格闘技のレジェンド
格闘技家
桜庭和志氏曰く
「“レス力”のイメージとして
レスリングの
身体能力
バランス、
そして
裸の競技なので
ポイント
ポイントを
抑えないと
力が
伝わらない」
とのこと。

「道着を掴む
とか
ねじり込むなどが
出来ない」
ケンドー・コバヤシさん。

【岡田さん】にとって
大事なのは、
「凄い最古の格闘技
っていわれているのが
レスリングなので、
戦場では
背中をつけられたら
負けだよ
っていうのが
未だに
続いている。
戦うために
必要な能力。」
とのこと。
ほ〜。

レスリングには、
フリースタイル
グレコローマン
という
2つの
異なる種目が
存在する。

フリースタイルは、
全身を
攻防に用い
下半身へのタックルが主体。

グレコローマンは、
上半身しか掴むことが許されず
投げ技が主体。

レスリングのルールは、
相手を組み伏せて
両肩を
1秒以上
マットにつければ
フォール勝ち。
時間以内に
フォールできなければ
ポイント勝負。

へ〜。

リオ五輪金メダリスト
土性沙羅氏は
突進力が武器。
そのタックルを披露。
様々なフェイントを掛けて
隙をみつけて
タックルするスピードが
早い!
しかも
前にタックルするだけでなく
前に行くかと思いきや
違う方向に
タックルをかけていく。
動きが速いし
倒れたときに
“ボン!”
って。
音を聞いて
タックルの重さを感じる。
これも凄かったけれど、
現役時代のトレーニング話。
“ふたりおんぶ”。
わたし
コレ、
トレーニング風景で
見たことがある。
人間
出来ることの範囲が
広すぎる
って
思ったもん。
それをスタジオで。
しかも、
ケンドー・コバヤシさん
【岡田さん】が
負荷になるって!
話の流れで
やってみる方向に
進んでいったけれど、
「大丈夫です」
って
言えちゃう
リオ五輪金メダリスト
土性沙羅氏、
カッコ良☆
どっち
どっちの
話だけれど、
ケンドー・コバヤシさん
【岡田さん】を
おんぶする
リオ五輪金メダリスト
土性沙羅氏の図
ケンドー・コバヤシさん
と 
【岡田さん】が
リオ五輪金メダリスト
土性沙羅氏の背中に
おんぶされる図
なかなか無いから
貴重よ。
出来ちゃう
リオ五輪金メダリスト
土性沙羅氏
本当
凄っ!
安定感
半端ない。
足腰
強っ!

おんぶされに行く【岡田さん】の
軽やかなこと。
少年か!
っていうくらい
嬉しそうな様子。
なんだろう
微笑ましい。
あはは。

とても
貴重な瞬間を
見せていただきました☆
ありがとうございます。

格闘技家 桜庭和志氏の
エピソード。
“当時
最強と言われた一族を
次々と破り
人々を熱狂させた”
凄い瞬間のときに
桜庭和志氏は
余裕ある笑みを
浮かべていた
と。
本人曰く
本当か
リップサービスか
“相手側のコーナーは
怒っている。
自分は
目の前に
知り合いのカメラマンがいた。
そんな状況。
どうしようかなと思ったら
半笑いになっちゃった”
って。
だから
あの表情になった
って。
そのエピソードを聞いて
ユーモアのある
面白いかたなのだろうなぁ
との
印象。

【岡田さん】も
エピソードを語りだして、
「桜庭さんの声に
救われた一人。
僕らは
めちゃくちゃ
タップしまくった経験が
あるじゃないですか、
格闘技をやっていると。
タップは負けじゃないんだ。
相手を褒めるクラップなんだ。
っていうので
支えられて。
それを
この間
桜庭さんに言ったら
“俺
そんなこと言ってない”
って。
全然
覚えていない」
ってさ。
あはは。

そんな 
格闘技家 桜庭和志氏の
レス力披露。
“桜庭さんといえば
片足タックル”
なんだって。
総合格闘技で
正面タックルをすると
首を絞められる危険がある
とのこと。
だから
格闘技家 桜庭和志氏は
リスクも大きいから
正面の
両足タックルは
あまりいかなかった
とのこと。
ほ〜。

上に攻撃を意識させて
ガードを上げさせて
その隙に
潜り込む。
相手の
脚の膝をロックして
関節の逆方向に
体重をかけて
テコの原理で
倒す。
これが
格闘技家 桜庭和志氏の
片足タックルだって。

蹴りに対しての
対策は、
相手の蹴りが
当たる前に
自分から突っ込んじゃう。
相手の膝の攻撃さえ
気をつけていれば
突っ込んでいっても
当たらない
とのこと。
ほ〜。

【武術翻訳家 岡田准一】
ここで
隠れた技術解説。
「タックルは
できない人は
基本的には
姿勢が
丸まっちゃう。
丸まっちゃうのは
良くない。
基本的には
下をすごく意識して
胸をまっすぐの姿勢で
スッと
体をしたに
落とせる能力は、
“レス力”の一つ。
それが
みなさんレベルが高い」
とのこと。
ほ〜。

IBJJF世界ノーギ柔術選手権 
2014年2018年優勝
澤田伸大氏
IBJJF世界ノーギ柔術選手権
2023年 準優勝
吉永力氏による
QUINTETの
攻防披露。
【岡田さん】が
動きと
攻撃の説明を
してくれるのですが…
ぜぇんぜん
わからん。
あはは。
何が
どうなって
どういう状況なのか。
でも
技術が
ある者同士なのは
わかる。
動きは速いし、
相手の攻撃を
かわそうとして
姿勢を
変えたり
とかね。
でも、
力加減とかは
わからん。

【岡田さん】からの
攻防披露
おかわり。
「リバデラから回るの
やって欲しい」
って。
あはは。

背中をつけたら負けの
レスリングでは
みることが無い
下からの攻撃を
解説。 

リバデラ(リバースデラヒーバ)
脚を
内側から
絡めるガードポジション。
「体
膝が伸ばされたら
ピンチ。
簡単に
入られてしまう。
相手との
膝と肘を
離されないようにするのが
基本原理。
脚をコントロールして
相手が入ってこられないように
手で制したり、
脚で
相手の脚をアンダーでロックして
腰で相手を浮かせにいって
(クルンと向きを変えて)
裏側に入ったり、
とか、
って言うのを
位置取りでやっていく。
リバデラで入った時に
相手に
ポジションに入られたくないから
相手を脚で蹴って
伸ばして
(この時既に
相手の脚に
自分の脚を
絡みつけている)
相手が浮き上がった時に
(クルンと向きを変えて)
裏側に入り込んで
次の攻撃を仕掛ける。
めちゃくちゃ細かく
システムがって
全部やっている
って感じ。」
うん
すげー。
レジェンドたちの
語彙力も
“すげー”
しか
出てこないのが
とてもとても
よくわかる(≧▽≦)


ここでブレイク。
あはは。
「前々から
言おうと思っていたんですけど、
実演するから
皺くちゃになるんで、
衣装
買い取ってください」
って
ケンドー・コバヤシさんに言われていて
「もう
衣装買い取っています」
って
【岡田さん】。
あはは〜。
衣装を
買い取りするくらい
よく動かれる
【武術翻訳家 岡田准一】☆
スーツなのは
仕方ないよね
【武術翻訳家 岡田准一】
として居るのだから。
動きたくて
ソワソワ
ウズウズしちゃうのだから、
来期からは
【岡田師範】
として
スーツではなくて
武術着でも
いいのでは(∂ω∂)?
って
思ってしまうよ♪

次は
“投げ”。
「やっと
出番が来た」
って言っていた
グレコローマン
太田忍氏の言葉を聞いて
ここまででも
相当収録伸びてるんだな
って
勝手に思っちゃったよ。
【岡田さん】
収録
楽しいんだろうなぁ〜
ってね。
ふふふ。

グレコローマンとは
上半身のみ
掴みOKのルール。
リオデジャネイロオリンピック レスリング男子
レコローマンスタイル59キロ級 銀メダリスト
太田忍氏の
卓越した技術の披露。
「相手の力を利用して投げる。
相手を押し込んで
反発してきたところを
投げる。
相手の
重心
バランスをみて相手の力を
利用する。」
とのこと。

これは
武道にも
通じるものがあって
【岡田さん】曰く
「投げるにしても
組み手があって
崩して
投げる
っていうのが
まず最初。
上手くなってくると
組み手があって
崩して
リアクションを見て
行動する。
リアクションを起こさせたいから
こっちは
崩すんだ
っていうことになってくる。」
とのこと。
なんとな〜く
言っていることは
わかる。
わかるけれど、
素人じゃ
なるほどね!
というところまでは
行かない。
そりゃそうだ。

グレコローマン
太田忍氏は、
がぶり返し
胴タックル
という得意な技をお持ち。
そこに行き着くまでに
相手によっても
自分のコンディションによっても
違うので、
何百通りもある
とのこと。
アプローチが
それだけあるって
凄いな。

グレコローマン
太田忍氏の
得意技
がぶり返し
披露。
【岡田さん】も
「そっちに投げるんだもんなぁ」
って
言っていたくらい
どっちに
とう投げられるのか
先が見えん。
それくらい
スゴイ技
っていうことは
わかる。

「グレコローマンって
相手と当たる(組む?ぶつかる?)ので、
ここで
プレッシャーの勝負。
いいところに当たる
っていうのが勝負。
押し合いなので、
相手が押してくるので、
落としてあげる
(姿勢を低くさせる)。
落としてあげることによって
相手が
反応してきて上がるので
そこに
胴タックルを
合わせる。
胴タックルを合わせると
相手が丸まってくるので、
そこをまた落としてあげて
ねじりながら
投げる。」
ポイントは
ねじり。
「後ろに投げると
相手に乗られて
背中がついて
フォール負けになっちゃう。
それを防ぐために
斜め後ろに投げれば
相手に乗られない。
リスクが少ないのが
がぶり返し」
へ〜。

それをみて
「受けたいわぁ」
って
言っちゃう【岡田さん】。
しっかり
受けておられました。
“格闘技の変態”
披露です。
ケンドー・コバヤシさんが
言うていたけれど、
きっと
【岡田さん】にとっては
褒め言葉
だと思う。
褒められたぁ〜
って
調子に乗るよ
きっと♪
あはははは。

技を受けたあと
【武術翻訳家 岡田准一】
解説。
「がぶった時に
腕をコントロールしている。
頭が下がる。
腕も
閉じられる
っていう
胸とじの
ポジションがうまいから
こっちつけない
(ロックかけられたら
抜け出せない)。
返しで
投げられる。
脇が上がると
武術でも不利。
脇があげられると
崩れる。
アバラが上がるのが
一番危険。
組まれた時点で
そのポジションの
セッティングが
出来ている
(死に体)。」
とのこと。
ほ〜。

がぶり返しが
世界一
自負している
グレコローマン
太田忍氏の解説
「相手が反応してきた方向に
投げることができる。
左右前後
あらゆる方向に
投げられる。
相手の反応に合わせて
自由自在に投げられる
それが
世界一とされる理由。
投げ技の
重要なポイントは、
相手をしっかりつかまえる力。
レスリングは
柔道
柔術
と違って
掴むところがない。
手首だったり、
肘だったり、
しっかり取って
脇でしっかりキャッチして
巻き込んで
投げる」
ほ〜。

そこに食いついた
【岡田さん】。
「脇の締めが大事。
武術とかやっていると
肘締めて
手首とかを動かす練習をする。
中心から出てくる肘わや絞って
腕を動かす。
レスリングも
この
肘の締め
脇を締める。」
とのこと。
それを聞いた
グレコローマン
太田忍氏の補足。
「イメージとしては、
肘というよりも
肩甲骨を回して
広背筋で押さえる。
肘だけだとダメで回してきて
肩甲骨で締める」
【岡田さん】相手に
実演。
【岡田さん】
ロックされて
嬉しそう(≧▽≦)
「全然抜けない」
って
びくともしないことを
伝えてくれていました。

道着がないレスリングで
よく使われるのが
クラッチ。
ホールドでよく使われる
両手を組むクラッチ。
「クラッチのときは
腕(かいな)を返す
っていって
相手の脇に入れた腕を
そのまま上に
持ち上げるよりも
相手の脇に腕を入れたら
手のひらが
上ではなく
下に返して
指してあげて(腕を背中に回し)
反対の手を
上から被せるように
腕を回して
肩甲骨から寄せるように
脇を締めてあげて
組む(ロックをかける)。
相手を
屈曲させてあげる。
相手の力が
あるので、
それを利用して
投げやすくなる」
とのこと。
ほ〜。

格闘技家 桜庭和志氏
リオ五輪金メダリスト
土性沙羅氏の
クラッチは、
寝技をやっているひと多い
握り方。
(掌を
十字で合わせる
手首を握る)
って
【岡田さん】。


グラウンドでの
クラッチ披露。
リオ五輪金メダリスト
土性沙羅氏は
背面から
覆いかぶさって
「手首を
相手の前で組むが
隙間を無くすように
脇を締めて
間を無くす。
相手のあばら骨を締める
イメージ。
クラッチを組んで
ローリングを仕掛ける。」
とのこと。

【岡田さん】曰く
「クルッチ組んだときの
肘が大事。
スペースをどうなくすか。
自分の中心にタイト。
締められた時に
あばらが締められているし
肘が絞られて
うわぁ
(っていう
くらい
締め上げられる)」
とのこと。

格闘技家 桜庭和志氏曰く
「ゴミを持つときと一緒。
体を離した状態だと
腰を痛めるから、
ゴミの上に立って
下から上に
引き上げるように拾う。
クラッチで
自分の体に
引き付けて
相手をコントロールする」
とのこと。

グレコローマン
太田忍氏曰く
「脇で締める力
引き付ける力
胸で押し出す力で
クラッチ
(締め上げる)」

その
締め上げる力が
半端ないのは
見ていてもわかる。
それを
経験したい
おねだりする【岡田さん】。
オイオイ
って
ツッコミを入れたくなるけれど、
格闘技が好きなひとって
技をかけられたい
って
よく聞く。
【岡田師範】の場合は、
経験してそれを
経験談として話したり、
伝えたり、
技の習得に
活かしていくんだと思う。
レジェンドの力を
体験できる場なんて
そうそう無いからね。
その
“やりたい!”
って思える瞬発力は
大事なんだよなぁ
って
感じます。
“幸せの神様”じゃないけれど、
チャンスが来たときに
ものにできるか
逃すか
って
判断と行動を起こす
瞬発力で決まると
思っています。
そこで
差が付くよなぁ。
ん(∂ω∂)?
なんの話だ(∂ω∂)?
あはは。

この時
【岡田さん】は、
締め上げられて
力の強さを体験したのだけれども、
あの時と似てる!
時代劇の撮影裏映像でさ、
【岡田さん】が
甲冑を身につけるんだけれど、
その時に
胴体に付けてもらうとき
より密着して
動きやすくするために
ギューって
締めてもらってた!
スタッフさんも
力を込めて締めるんだけれど
「まだまだー」
って
もっと締めて欲しい
ってやり取りをしていたよ。
その時も
ギューギューに締められていたのに
嬉しそうに
笑っていたよね
【岡田さん】。
今回も
レジェンドに締めてもらって
おんなじ顔していたよ。
ふふふ。
推しが嬉しそうなのは
何より
よ。

技の話に戻ります。
クラッチが
いかにすごい力か
ということは
わかった。
捕まったら
ピンチ!
では
「逆に
クラッチあげられた時は、
どうすればいいか」
という話も出ました。
クラッチを切るのが十八番(おはこ)の
格闘技家 桜庭和志氏曰く
「なるべく相手から離れる
(姿勢を低くして
相手から滑るように
前に出る。
相手は
腰が引けた姿勢になる)。
相手とのスペースを空けながら
手の位置を見る。
2種類あって、
(相手の手首を
上から掴んで)
下に組んでいる手の方に
体重をかける
(腕を下げるように
組んでいる手を
離させる)。
もうひとつは
(相手が
手首を握れないように
指を束ねるように)
親指を押す。
そこから切って
アームロック♪」
技をかける
とのこと。
実演で
格闘技家 桜庭和志氏の
相手をしていた
グレコローマン
太田忍氏も
思わず笑っちゃう
“クラッチを切ってからの
技アームロック”
でした。
お見事☆

【岡田さん】からの
総括。
「組み技って
世界でブーム。
それのはじめが
レスリング。
もう
絶対的に
面白くなくない訳がない。
背中をつけさせない技術
意地と。
そのために
いろんなことをやっていた
美しい競技だと思うので
是非
その
カッコいい競技を
みなさんに
観てほしい。」
とのこと。
今回も
ありがとうございました。
押忍!

【岡田さん】出演
【NHK明鏡止水 武の五輪 レス力を磨け】
2024年7月17日放送
ありがとうございました。

ん(∂ω∂)?
次回
最終回ーーーーーーー!