シェムリアップにぼちぼち飽きてきたので
カンボジアの首都プノンペンに日帰りで行ってきました。
シェムリアップ~プノンペンまでバス代5ドル。
カンボジア交通費激安です![]()
東京じゃタクシー初乗りすらできないしね
朝7時に出発し、バスに乗ること8時間。
プノンペンに到着。
さすがカンボジアの首都、着いたとたん
トゥクトゥク攻撃がすごいです
その中のトゥクトゥクのおっちゃんを1人つかまえ1日チャーター。
値切りもうまくなったなぁと自分に感心しながら、
次はシェムリアップに帰るバスの予約をしに行きます
トゥクトゥクのおっちゃんに連れてかれた旅行会社で
バスの値段を聞くと25ドルだって!
いやいやボッタくりすぎでしょ!
その後連れてかれた別の旅行会社でも同じような
値段を言われたので、おっちゃんを見捨て近くにあった
旅行会社に入って聞いたら12ドルでした。
おっちゃんのとこで買わなくてよかったぁ~。
その旅行会社でチケット買おうとしましたが、
その場ですぐに買えなかったので断念。
バスチケットは後回しにし、観光に行くことに。
待たせていたトゥクトゥクのおっちゃんの元へ戻ると
バイクタクシーが。おっちゃん12ドルじゃやっぱ行けない
からこのバイクタクシーで行けと見捨てられました
値切り失敗
バイクタクシーだったらもっと安くチャーターできたし![]()
まぁ嘆いてもしかたがないので、気を取り直し観光へ
プノンペンに来た一番の目的がココ。
キリングフィールドです。
ポルポト政権下で大量虐殺が行われた刑場跡地で、
キリングフィールドはカンボジアのいたるところにありますが、
ここプノンペンのは国内で一番大きいです。
ポルポト派のクメール・ルージュは自分達と思想の違う人達を
根絶するため、大量虐殺を行いました。
当時のカンボジア人の人口6万人の内、2万人以上が
虐殺や強制労働による病死、餓死等で亡くなったそう。
しかも犠牲者のほとんどが全く罪の無い人達です。
供養塔には犠牲者の遺骨が置かれています。
よく見ると頭蓋骨の一部に穴が開いていたり、
ひび割れていたり。銃殺されたのか頭蓋骨を割られて
キリングツリー。赤ちゃんをこの木に叩きつけて
殺害したらしい。この木が発見された当初は
木に血や髪の毛がついていたらしいです。
想像するだけで恐ろしい出来事です。
他にも墓穴跡もあり、よく見ると犠牲者の歯がありました。
罪の無い人が2万人以上も殺されて、しかもその殺され方が
超残虐で、虐殺した指導者ポルポトは85歳までぬくぬくと
生きていたそうです。人生不平等だと思いました。
キリングフィールドに入ると無料でイヤホンガイドを
貸してくれます。その内容があまりに残酷で恐ろしくて
鳥肌が立ちっぱなしでしたが、そういう人間の負の遺産に
目を背けてはいけないと思いました。
カンボジア人はすごいボッタくってきて腹が立つことが
多いけど、それ以外の人は今までのどこの国よりも
暖かい人が多くて、こっちが笑えばすごいいい笑顔を
返してくれて優しい人が多いです。
その笑顔や優しさの後ろにはどういう歴史があるのか、
ここに来て少しだけ分かった気がします。
大量虐殺が行われた拘置所のトゥルースレン博物館も
行きたかったのですが、時間がなくなり断念。
急いでバス乗り場に向かい、帰りのチケットを購入。
バス会社で直接買ったら8ドルでした。
やっぱりカンボジア人ボッタくりすぎ!!!!!




