報告が遅くなってしまって
大変申し訳ありません。
この度、マッシュマンズ・カフェは
10月に閉店いたしました。

いろいろな事情があって、
なかなか公に閉店をお伝えできなかったのですが、
ホント申し訳ありませんでした。

ぼく自身もまさか
こんな終わり方になるなんてという、
予想や計画もできない
終わり方になってしまったこと
ホント申し訳ないやら情けないやら。

2002年6月にオープンして
12年と少し、
それはそれはたくさんのお客様に
支持していただき
ありがとうございました。
心から感謝しております。

オープン当初、お店の新聞に
書いたこともあるのですが
マッシュマンズ・カフェは初め
10年できっぱりと辞めるつもりでいました。

逆に言えば、どうすれば10年間
お店を続けられるかを考えて
いろいろやってきました。

長く来続けてくれるお客様を作り
大事にすること。
長く支持してくれるには
どうしたらいいんだろう。
ただひたすらにそんなことを考えて
12年が経ちました。

予定よりも2年長くやったから
ぼくの中では、
よくやったなぁっていう思いだけです。

12年好きにやってきて
いい思いもたくさんさせていただいて
ぼくの中には大きな財産として
残っております。

ただ、ぼくの性分として
惰性で毎日を過ごすとか
お店にしがみついて生きていくとかは
なんかできなくって。

常に新しい何かに向かってないと
自分がダメになっちゃう気がするし
そうゆう方向にしか
生きていけないみたいで。

だから新しいお店を出したり
してきたわけなんだけど。

マッシュマンズ・カフェは
できればもっと長く
続けたいという思いもあったけど、
でもきっと、ぼくの人生の中では
さて次に行くかっていう時期だったと
思うんです。

今のぼくにとって一番大切なものは
お店や仕事から
家族に変わりました。

お店をやっていると
それはそれは家族には
いろんな苦労をかけてしまいます。

子供が望むことにも
全くと言っていいほど
応えてあげられないし。

夫や父親としては
きっと最低です。

だからこれからは
もう少し家族のために
生きようと思ってます。

なのでマッシュマンズ・カフェを
終わりにしたこと
許してくださいませ。

いつの日かどこかで
小さいお店でも
やれたらいいなぁって思ってます。

ジャズの流れる
粋な小料理屋なんてどうかなぁ。

忌野清志郎が亡くなって、
最近は高倉健が亡くなって、
ぼくが憧れるかっこいい大人が
どんどんいなくなってしまうんだけど
ぼくはいつまでもかっこいい大人で
いられるように
前に進んでいたいと思います。

なのでこれからも
まだまだチャレンジです。

マッシュマンズ・カフェを
愛してくださった皆様
本当にありがとうございました。