このおばさん宅でお世話になっていた頃のぼんやりとした思い出がある。
それは、私がお昼寝をしたのだろうか、ふと目を覚ますと家には誰もいなかった。私は「おばちゃーん、おばちゃーん。」と叫んだ。心細くなったのだと思う。私はおばちゃんを探しに家の外に出た。何となく覚えているのは国道だろうか、沢山車が走っている脇の歩道を歩いていたと思う。
歩き出して直ぐのことだ。お巡りさんに声をかけられた。(多分?)「どうしたの?お母さんは?」「おばちゃんがいないの」そのような会話をして、気がついたら、パトカーに乗っていた。
警察署だったと思うのだが、事務所みたいな部屋に通されて「これを食べて待っててね。」と苺のショートケーキとオレンジジュースを私にくれた。私は、不安というよりそれが嬉しくてニッコリした。
そして、ショートケーキを食べようとフォークを持った時にガラスの引き戸が開いて「あーちゃん!」と真っ青な顔をしたおばさんがいた。
おばさんは、「帰ろうね。帰ろうね。」といい、私はケーキとジュースをいただく間もなくおばさんの家へ帰っていった。と思う。食べた記憶がないのだが。。
この話は、特にその後何も聞かれなかった。父にも尋ねられなかった。私も忘れていたのだが、それから時を経て小学生になった頃か、もうその時はおばさんとはお別れしていたのだが、「パトカーに乗ったことあるよね。」と父との会話で私が話したら、父はビックリしていた。何も聞いてないといっていた。
そうか、おばさん話せなかったんだな、って私は思った。おばさんは、あの時冷や汗もので、必死に私を探してくれたのだろう。心配をおかけしてすみませんでした。私が無事でよかった。私の為にも。おばさんの為にも。
それは、私がお昼寝をしたのだろうか、ふと目を覚ますと家には誰もいなかった。私は「おばちゃーん、おばちゃーん。」と叫んだ。心細くなったのだと思う。私はおばちゃんを探しに家の外に出た。何となく覚えているのは国道だろうか、沢山車が走っている脇の歩道を歩いていたと思う。
歩き出して直ぐのことだ。お巡りさんに声をかけられた。(多分?)「どうしたの?お母さんは?」「おばちゃんがいないの」そのような会話をして、気がついたら、パトカーに乗っていた。
警察署だったと思うのだが、事務所みたいな部屋に通されて「これを食べて待っててね。」と苺のショートケーキとオレンジジュースを私にくれた。私は、不安というよりそれが嬉しくてニッコリした。
そして、ショートケーキを食べようとフォークを持った時にガラスの引き戸が開いて「あーちゃん!」と真っ青な顔をしたおばさんがいた。
おばさんは、「帰ろうね。帰ろうね。」といい、私はケーキとジュースをいただく間もなくおばさんの家へ帰っていった。と思う。食べた記憶がないのだが。。
この話は、特にその後何も聞かれなかった。父にも尋ねられなかった。私も忘れていたのだが、それから時を経て小学生になった頃か、もうその時はおばさんとはお別れしていたのだが、「パトカーに乗ったことあるよね。」と父との会話で私が話したら、父はビックリしていた。何も聞いてないといっていた。
そうか、おばさん話せなかったんだな、って私は思った。おばさんは、あの時冷や汗もので、必死に私を探してくれたのだろう。心配をおかけしてすみませんでした。私が無事でよかった。私の為にも。おばさんの為にも。