一昨日・昨日と行われたSUPER GT公式テスト。




生憎の天気にも関わらず、本当にたくさんのファンの方がサーキットに足を運ばれていました。




今回は「岡山国際サーキットファン感謝デー」として行われ、ピットウォークも無料!




土日ともたくさんの方がピットロードを埋め尽くしてましたね。




まだカラーリングもカーボン地がむき出し、というマシンを見る事が出来るのも今の時期ならでは。




さて、それにしても今年のGT300は面白そうです!




土曜日だったかな、ふとタイムモニターを見て気がついた。




「TOP10の車種がまったくバラバラ!」








今シーズンSUPER GTに参戦するプリウス。



走らせるのは「apr」。



aprは昨年までカローラアクシオを走らせていましたが、今シーズンは2台共に変更。



1台はFIA-GT3規定のアウディ R8-LMS ultra。



日本に2台しか入ってこない車のウチの1台。超貴重!



そしてultraのもう1台はGAINERが走らせます。



つまり日本に入ってきた2台が2台とも、この週末は岡山にいた訳ですね。



で、aprのもう1台が上の写真のプリウス。



ultraには昨年までアクシオで使っていたゼッケン74ではなく新たにゼッケン30を選択。



ゼッケン31はそのままaprプリウスGTが付けます。




昨日のテスト終盤にそのプリウスから煙がモクモク上がった時にはヒヤッとしました。




どうやらハイブリッドの電池系ではなく別の問題だったようです。








今年のGT300はズバリ変革の年。



シーズン中盤にはホンダCR-Zも参戦予定。




ハイブリッドカーの参戦もそうですが、FIA-GT3規定のマシンが大挙してエントリー!



今回の公式テストで走っていたFIA-GT3規定のマシンは、




ポルシェにフェラーリ、BMW Z4にコルベットにアウディR8、そしてGT-Rも!






メルセデスベンツは、残念ながら先日のシェイクダウン時にトラブルが発生したそうで、




サーキットには来ていたんですが一度も走れず。



またアストンマーチンのGT3は岡山の次、富士には投入されるようです。




No.66のアストンGT2は土曜日の終盤にトラブルが出て日曜日は走る事ができませんでした。



今年4台体制(!)のJLOCは、今回のテストでは昨年も使っていたガイヤルドが2台。




LP600+の登場は2週間後のお楽しみ。









そしてスバルBRZも走ります!



一番端のピットがBRZだったんですが、そこでもたくさんの方が写真に収めていました。






そしてその隣のピットにいるのが、迎え撃つディフェンディングチャンピオン。



今年は2台体制となったGSRのBMW Z4。




No.0を付ける谷口選手と片岡選手のドライバーコンビは強力ですよ~。








ドライバーというと。




今年は初めて外国人女性ドライバーが参戦します。




No.21 ZENT Audi R8 LMSをドライブするスイス人ドライバー「シンディ・アレマン」選手。




開幕戦終了後の4月4日に26歳になる彼女は、過去にユーロF3にも参戦経験があり、




またDTMのテストにも参加した事があるほどの実力の持ち主。




この週末にも精力的に周回を重ねていました。




タグホイヤーの親善大使を務めた経験もある彼女。




日本でも人気が出そうですね。








さて、この週末のテストで総合トップタイムをマークしたのは




No.911 ENDLESS TAISAN ポルシェ。




また2番手にNo.0 GSR 初音ミク BMW、3番手にNo.3 S Road NDDP GT-Rと




上位をFIA-GT3勢が占める結果となりました。




No.61 SUBARU BRZ R&D SPORTは総合8番手、




No.31 apr プリウス GTは終盤のトラブルもあって総合11番手となっています。








さて、開幕まで後2週間です。




今年もSUPER GTは面白いぞ~!




開幕戦ならではのノーウェイトバトル(あ、最終戦もですね)、お楽しみに!




年度またぎでお忙しいとは思いますが、ぜひサーキットに足を運んでくださいね!




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