今日はちょっとばかり考えることがあり投稿しました。
 
人の幸せとは「健康で毎日家族と暮らせること」である。
 
実はいくつかブログを購読させていただいている中で闘病生活の上、ブログがぷっつり終わっているブログがあります。
 
一人目は40台と思われる女性です。
 
MDSから急性骨髄性白血病に移行して、CAG療法で寛解まで持っていこうとしたのですが、残念ながらうまくいかず。
 
最後は「モルヒネで痛みを抑えながらも家族が病院に泊ってくれて幸せです。」で終わっています。
 
彼女が望んだことは一日も長く家で家族と一緒にいきることでした。だから、早く退院したくて頑張っていました。(いや、頑張っていますにしないといけないですね。)
 
もう一人。
 
こちらは20台男性です。
 
結婚して子供ができて発病。子供に父親がどんな顔だったか覚えていられる位大きくなるまで生きていたい。そのため、骨髄移植やCAG療法でつらく痛い思いをしながら頑張る父親。しかし、再発、そして寛解できず。医者からも見放され、治す薬もなく自宅療養を勧める医者。でも、一日も長く生きたいから病院で入院していたい男性。治らない患者に対して冷たくあしらう病院。なんとか終末医療をしてくれる病院を見つけ最期を迎える。
 
おふたりとも、闘病中に死と向き合い悩みに悩んでいらっしゃいます。そして、最後は「前向きに頑張る」というメッセージを遺して…
 
これらのブログを読んでると、普段自分がいかに幸せでくだらないことに悩んでいるかって思います。
 
仕事で自閉症スペクトラムの人の扱いに困っている自分、自閉症スペクトラムで悩んでいるかたのブログ。実は小さな悩みで本当は幸せなんじゃないかとつくづく思います。もちろん、当事者はたがいに真剣なんですが。
 
だから、こんな日は自閉症スペクトラム関連の問題を悩みながら、家族と夕食をとりたいと思います。
 
ではでは。
 
子供の医療と科学といたずらをテーマにした小説「トリックエンジェル」は以下のサイトで公開しています。