
【とくりとくりと震えてゐる】
何かに心を奪われるというのは素敵なことだ。
わたしは日々心の強奪犯を首を長くしてま待っているといっても過言ではない。
胸の高鳴りが体に波打つのを待ち焦がれている。
けれど、何かに心を奪われ「続ける」というのは
とても不健全というか、
「何かを見つめることが怖い」ことのカモフラージュなのだと思う。
心奪われ狂乱に躍りながら、そっと何かから目を背け続けているのではあるまいか。
たとえば
Mmmm
自分、とか、
ネ!!
誰かに恋い焦がれ、誰かに憎しみをたぎらせ、何かを喉から手が出るほど渇望する。
その目的が
実は自分の顕在意識が声高に主張した目的とは違って
「自分自身と向き合うことを避ける」ことである、なんてこと。
一度考え出すと何だか身に覚えがあるようなないような。
逃げたくない、2015初春、七草の宵に。


」