はい、そんなわけで、今日は「こころがちょっと軽くなる」ことを。


俺が本格的に心理学のことを学び始めたのは、4・5年ほど前かなあ。

ビジネスが少しづつ成長するに連れ、心身の疲労やストレスがあった頃だ。
自分自身でナイーブな性分であることは分かっていたから、心理学を学ぶことで何かしらの解決策が得られるんじゃないか、と思ったからだ。

それに並行して、栄養学やストレッチ法、ジムに定期的に通って体を鍛えたりと、言わば "自分磨き" には時間を費やしてきた。

2年以上前に燃え尽き症候群のような状態になってからは、その原因や答えを求めるために、より一層心理学を学んだ。
その間、何人かのセラピストやヒーラー、心理カウンセラーとも出会った。

心理のことは複雑なので、最初は日本語で情報収集、オンラインのコースを勉強していた。けれども、一部を除いて、日本で普及している心理学やテクニックは、北米発祥のものが多く、そして講師やカウンセラーも北米で学んだことをベースに日本で活躍しているという動向を知った。
それからは、地の利を生かして、当地で積極的にアップデートされる心理学やテクニックを学ぶようになった。
もちろん英語なので、チンプンカンプンな単語が多く、日常会話とは違い難儀なことは多い。

そんなわけで、臨床の経験こそないけれど、こと知識やテクニックに関しては、日本でプロとして心理カウンセラーやコーチをされているような人達の活動内容を知っても、驚かされるようなことは殆どないのだ。

ここで、一つ確実に言えることは、日本人と北米人の性質や文化・習慣には大きな違いがある。これは国際化が進んだ今日でも変わりはない。
なので、北米で学んだことをそのまんま日本に持ち込んで、最新心理テクニックとして日本人に適用し、それが功を奏すかどうかは、俺自身は「どうでしょう」という思いがある。

俺が色々と難しいことを学んできた中で、しばらく前に素晴らしい言葉と人に出会った。
「この人、苦しい経験を経て、今に至っているんだろうなあ」
と素直に感じた。

その人とは、精神科医や心療内科医でもなく、心理カウンセラーでもない。
みうらじゅんさんだ。いのうえじゅんやキャンドル・ジュンではない。。。

たまたまYoutubeを観ていた時に、みうらじゅんさんの講演動画と出会い、つい見入ってしまった。

講演内容の詳しいことはここには書かない。
要点としては、どうしようもない不安に駆られたときに、

「不安タスティック!」(Fantastic - 素晴らしい・最高だ)

と口に出すだけだ。このとき、英語の正しい発音のように”タ”の部分を強調するとなお良い。若干ジェスチャーを加えるのもいいだろう。
小手先心理テクニックや励まし言葉より、ずっと効果があると俺は思う。
やってみ。

そして、これに倣って、俺が北米人用に考えたのがこれ。

「Fearwase~(フィアワセー)」 (fear - 恐怖・不安)にwase(わせ)を付け足した。

これを言うときには、「fear」と英語ではシャープに言ってしまいがちな単語を、あたかも好物を口に運んだ時に出るような「しあわせ~」とソフトに且つ伸ばし気味にして言うのがコツ。

これを北米で、なんとなく苦しんでるひと、不安に駆られるひとに奨励していこうと目論んでいる。

だめ??