≪認知的不協和の説明≫
認知的不協和の一般的な効果も合わせて説明しておきたいと思います。
認知的不協和はアメリカの心理学者レオン・フェスティンガー(1919~1989)によって提唱されたものです。
それは自分の行動と現実の結果が、
上手くマッチしてくれない時に、
自分自身に言い聞かせようとする心の働きをさしています。
例えば、テストの結果が悪かった学生が、
テスト勉強をしなかったことに対して
「しなかったんじゃなくって、色々と忙しくてできなかったんだ」と言い聞かせることで、
不快感をとりのぞこうとする。
これも立派な認知的不協和です。
小学生から~中学生によくありがちなのですが、
男の子が、ただの友達である女の子と、一緒に遊んだり、良く話をしていたら、
周りのクラスメートから「お前、あの子の事好きなのかよ~ ヒューヒュー」とはやし立てられることってあります
その場では「そんなわけあるか!アホか!!」と負けじと言い返したりするのですが、
友達に言われた言葉がきっかけになって、本当に女友達の事を好きになってしまうことがあります。
この時の彼の心に怒ったことも認知的不協和と言えます。
周りのはやし立てにより、女の子と遊ぶことを妨害された彼でしたが、
彼女と遊びたい気持ちを抑えきれず、
「俺はあいつが好きだから遊んでいるんだ!」と言い聞かすことで、
自身の行動に動機づけを行ったと言えます。
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